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Railsの環境構築(グローバル環境を汚さずに)

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はじめに

rails newするにはグローバルにrailsをインストール必要があり、gem install railsを実行すると、railsとそれに依存するgemが大量にグローバルにインストールされます。別に(私の経験では)大した害はないですが、やっぱりグローバルはクリーンに保ちたいので、グローバル環境をクリーンに保ちつつRailsプロジェクトの環境を構築する手順をメモしておきます。

実行環境

macOS Catalina バージョン10.15.7
gem 3.2.7
ruby 3.0.0

手順

bundlerをインストール

# bundlerはグローバルにインストールします
gem install bundler

# インストールされたか確認
bundler --version
=> Bundler version 2.2.7   # 私の場合、2.2.7でした

プロジェクトフォルダを作成

mkdir my_app
cd my_app

通常、rails new my_appでフォルダを作ると思いますが、そうしないのがポイントですね。
まあこの段階ではグローバルにrailsを入れてないので、できないんですが、、、

Gemfileを作成

bundle init

Gemfileを編集

Gemfile
# frozen_string_literal: true

source "https://rubygems.org"

git_source(:github) {|repo_name| "https://github.com/#{repo_name}" }

gem "rails" # この部分をアンコメント

railsをインストール

bundle install --path vendor/bundle

pathを指定することでグローバルではなくプロジェクト直下のvendor/bundle/にrailsや依存するライブラリがインストールされます。
ちなみに、一度bundle install --path vendor/bundleを実行すると、
.bundle/configが作成されます。中を見てみると、

config
---
BUNDLE_PATH: "vendor/bundle"

環境変数のようなものが設定されており、
これがあれば、次回からbundle installだけでvendor/bundle/配下にgemがインストールされることになります。

railsプロジェクト生成

bundle exec rails new .

bundle execはグローバルではなく~/vendor/bundle/のgemを実行してくれます。
他の方の記事では--skip-bundleを渡しているものもありますが、ここでは、bundle/configがすでに作られているので、bundle installが実行されてもグローバルが汚染されることはないです。
Gemfileがコンフリクト起こしますが、上書きして大丈夫です。

サーバー起動

bundle exec rails s

これでサーバーが立ち上がれば成功です。

参考記事

ローカル環境を汚さずにRuby on Railsの環境構築をする - Qiita
新規Railsプロジェクト作成時のコマンド - Qiita

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