こんにちわ。
れとるときゃりー(@retoruto_carry)です。よろしくね。
なにをしたか
お風呂とリビングが違う階にあって、いちいち空いているか見に行くのがめんどくさかった。
リビングからお風呂の使用状況を確認できるものを作った。
シェアハウスのお風呂をハッキングしたので見て! pic.twitter.com/ZWgN2rfb8V
— れとるときゃりー💛webサービス開発で生きていきたい (@retoruto_carry) 2019年5月12日
方針
ESPr developerというarduinoのwifi付きバージョンみたいなものを使う。2000円くらいで買える。
同じシェアハウスの住人がいろんなドアにセンサーを設置していて、ElasticsearchのAPIをすでに作ってくれていた(神すぎる)。
ただ、スマホでブラウザからしか見れなかったので、このAPIをESPr developerから叩いてLEDを光らせるようにした。
ESPr Developerのmacでの環境構築
これを参考にした。すんなりうまく行った。
ESPr Developer (ESP-WROOM-02開発ボード) の開発環境を整えてみる - Androidのメモとか
espr developerのmacでの環境構築できた
— れとるときゃりー💛webサービス開発で生きていきたい (@retoruto_carry) 2019年5月12日
次はAPIのエンドポイントにアクセスしてみる pic.twitter.com/qOi1im9kmb
node-redでAPIをブリッジする
httpsのbasic認証でPOSTリクエストを投げて、返ってきたJSONをパースしたい。
これをESPr Developer側で処理しても良いが、いろいろと面倒なので、APIとESPr Developerの間に、もう一つブリッジ用のAPIを立てた。
このブリッジ用のAPIのすること
- Basic認証を通して、httpsをhttpにする
- JSONパースして取り出して返す。
ブリッジ用のAPIを立てるのに、node-redを使った。
node-redはnode.jsをブロックを組み合わせるようにプログラミングできるツール。
npm install -g node-red #インストール
node-red #実行
こんな感じに作った。
詳しく説明していく。
GETされるときのエントリーポイント
ElasticsearchにPOSTするデータを用意
ElasticsearchにPOST
ElasticsearchにPOSTした結果のJSONをパース
初めてnode-red使ったけど、超簡単で楽しい。
なんで今まで知らなかったんだろう。
ちなみに後から知ったけど、
https://<ID>:<PASS>@example.com/api
みたいにしてbasic認証できるっぽい。
参考: https://qiita.com/ngkazu/items/6da021edf177f40e1f26
WIFIにつないでHTTP GETする
サンプル例のESP8266 -> BasicHttpClientを利用した。ほどんどコピペ。数行変えたくらい。
/**
* BasicHTTPClient.ino
*
* Created on: 24.05.2015
*
*/
#include <Arduino.h>
#include <ESP8266WiFi.h>
#include <ESP8266WiFiMulti.h>
#include <ESP8266HTTPClient.h>
#define USE_SERIAL Serial
ESP8266WiFiMulti WiFiMulti;
String endpoint = "http://127.0.0.1:1880/bath";
int red_led_pin = 4;
int blue_led_pin = 2;
void setup() {
pinMode(red_led_pin, OUTPUT);
pinMode(blue_led_pin, OUTPUT);
USE_SERIAL.begin(115200);
// USE_SERIAL.setDebugOutput(true);
USE_SERIAL.println();
USE_SERIAL.println();
USE_SERIAL.println();
for(uint8_t t = 4; t > 0; t--) {
USE_SERIAL.printf("[SETUP] WAIT %d...\n", t);
USE_SERIAL.flush();
delay(1000);
}
WiFi.mode(WIFI_STA);
WiFiMulti.addAP("SSID", "PASSWORD");
}
void loop() {
// wait for WiFi connection
if((WiFiMulti.run() == WL_CONNECTED)) {
HTTPClient http;
USE_SERIAL.print("[HTTP] begin...\n");
// configure traged server and url
http.begin(endpoint); //HTTP
USE_SERIAL.print("[HTTP] GET...\n");
// start connection and send HTTP header
int httpCode = http.GET();
// httpCode will be negative on error
if(httpCode > 0) {
// HTTP header has been send and Server response header has been handled
USE_SERIAL.printf("[HTTP] GET... code: %d\n", httpCode);
// file found at server
if(httpCode == HTTP_CODE_OK) {
String payload = http.getString();
USE_SERIAL.println(payload);
if (payload == "0") {
digitalWrite(blue_led_pin, HIGH);
digitalWrite(red_led_pin, LOW);
} else if (payload == "1") {
digitalWrite(red_led_pin, HIGH);
digitalWrite(blue_led_pin, LOW);
}
}
} else {
USE_SERIAL.printf("[HTTP] GET... failed, error: %s\n", http.errorToString(httpCode).c_str());
}
http.end();
}
delay(20000);
}
できた🎉🎉
シェアハウスのお風呂をハッキングしたので見て! pic.twitter.com/ZWgN2rfb8V
— れとるときゃりー💛webサービス開発で生きていきたい (@retoruto_carry) 2019年5月12日
まとめ
node-redを使って、JSONのパースなどの複雑な処理をブリッジ用API側で行ったことで、ESPr Developer側の処理をとても単純なものに落とすことができた。
このようにIoTでは、ネットワーク側の潤沢なリソースを使い、デバイス側の処理を単純なものにすることができる。
あと、node-redは思ったより簡単!楽しい!
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