はじめに
デスクトップ音を直接文字起こしに利用できれば、リアルタイム文字起こし検証プロセスが効率的になると考え取り組みました。
Virtual Audio Cableを利用することで簡単に実現できました。
関連記事:[ローカル環境] faster-whisper を利用してリアルタイム文字起こしに挑戦
2023 年 06 月 09 日
環境
Windows 11
VBCABLE_Driver_Pack43
Virtual Audio Cable
Virtual Audio Cable とは
VB-CABLE is a virtual audio device working as virtual audio cable. All audio coming in the CABLE input is simply forwarded to the CABLE output.
VB-CABLE は仮想オーディオケーブルとして動作する仮想オーディオデバイスです。CABLE の入力に来る全てのオーディオは、単純に CABLE の出力に転送されます。
利用方法
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ドライバのインストール
VBCABLE_Driver_Pack43.zip
(1.09 MB - OCT 2015 / XP to WIN11 32/64 bits)
を管理者権限でインストール -
デスクトップ音声の出力先を VB-Audio Cable に変更
設定 > システム > サウンド > サウンドを再生する場所を選択
-
2.の変更をするとデスクトップ音が聞こえなくなるので対策
- 設定 > システム > サウンド > サウンドの詳細設定
- 録音 > VB-Audio Cable Output> プロパティ
- 聴く
- このデバイスを聴くにチェック
- このデバイスを使用して再生する => 利用していたスピーカー
VB-Audio Cable Output をマイクの代わりに音声入力デバイスに指定する。
Youtube の音声をリアルタイム文字起こしすることも可能となります。
Youtube をスピーカーから再生し、マイクを利用して集音するより雑音が入らなくてよいです。