Package colored-logger - DUB - The D package registry
std.experimental.loggerでD言語の新しいロギングモジュールについて書きましたが,これのロガーの1実装であるColoredLoggerを自分が欲しかったので実装した.
出来ることは名前の通りで,ログの出力に色を着けます.
インストール
dubに登録してあるので,dependenciesに以下を追加するだけです.
"colored-logger": "~>0.1.0"
サンプルコード
以下はREADMEに載せている例ですが,他のロガーと同じようにnewします.デフォルトだとLogLevel
はinfo
になっていて,デモのためにあえてall
にしているだけで,第二引数は省略出来ます.
import coloredlogger;
import std.experimental.logger : LogLevel;
import std.stdio : stdout;
void main()
{
auto logger = new ColoredLogger(stdout, LogLevel.all);
logger.trace("trace");
logger.info("info");
logger.warning("warning");
logger.error("error");
logger.critical("critical");
logger.fatal("fatal");
}
結果
ログの色の変更
ColoredLogger
には以下のコンストラクタがあるので,第二引数に [LogLevel.info : ColoredLogger.Color.White]
みたいに渡せば色を変更出来ます.
this(File file, in string[LogLevel] colorMap, const LogLevel lv = LogLevel.info) @safe
まとめ
ターミナルに出すログをカラフルにしたいなー,って人には有用だと思います.