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【Linux初心者向け】lessの使い方|長いログを検索して、前後の行を読む

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こんにちは、Reoです。

フリーランスのインフラエンジニアとして働きながら、学習サービス「InfraDojo(インフラ道場)」を運営しています。

ログをcatで表示したら、大量の文字が流れてしまった。

「気になる行を、もう少しゆっくり読みたい」

そんなときに使えるのが、**ファイルを画面ごとに読めるless**です。

今回は、検索・移動・終了までを、練習用のログで試します。


lessは「読むため」のコマンド

lessでは、ファイルの中を前後に移動しながら読めます。

文字列を検索して、その周辺を確認することもできます。

基本形は、次のとおりです。

less ファイル名

今回は、行番号も表示する-Nを付けます。

ChatGPT 画像 2026年10月5日 19_25_34.png

最初は、/で検索、nで次へ、qで終了を押さえてみてください。


1.練習用のログを作る

以下は、lessが使えるLinux環境のBashで実行してください。

新しい一時ディレクトリに、120行の説明用ログを作ります。

lesson_dir=$(mktemp -d)
cd "$lesson_dir"

for i in $(seq 1 120); do
  case "$i" in
    25|80) printf '%03d ERROR connection failed\n' "$i" ;;
    *) printf '%03d INFO processing\n' "$i" ;;
  esac
done > app.log

25行目と80行目に、ERRORを含む行があります。

ほかの行は、処理中を表すINFOの記録です。


2.行番号付きで開く

less -N app.log

左側に行番号が表示されます。

開いたあとは、普段のコマンド入力ではなく、lessの操作キーを使う状態になります。

キー 操作
↓ / ↑ 下 / 上へ移動
Space 次の画面へ
b 前の画面へ
g ファイルの先頭へ
G ファイルの末尾へ
q 終了

gとGは、大文字・小文字で動作が変わります。

まずはSpaceで進み、bで戻ってみましょう。


3.ERRORを検索する

gで先頭に戻ってから、次を入力し、Enterを押します。

/ERROR

/は、現在の位置からファイルの後ろ方向へ検索する操作です。

今回のログでは、最初に25行目が見つかります。

025 ERROR connection failed

※左側には、-Nによる行番号も表示されます。

続けて、小文字のnを押してみてください。

次の一致である、80行目へ移動します。

080 ERROR connection failed

大文字のNを押すと、検索方向が反対になり、25行目へ戻れます。


エラーの行だけで判断しない

気になる行を見つけたら、矢印キーで前後の行も確認してみてください。

実際のログでは、

「直前に何をしていた?」
「同じエラーが続いている?」
「その後の処理はどうなった?」

といった情報が、調査の手がかりになります。

ERRORを見つけることと、原因が分かることは別です。

また、今回は大文字のERRORを検索しています。小文字のerrorや、別の表現で記録された問題まで、すべて見つかるわけではありません。


終了するときはq

読み終わったら、qを押します。

lessが閉じて、通常のコマンド入力に戻ります。

「画面が変わって、どう戻ればいいか分からない」ときも、まずqを思い出してください。

今回の練習では、開く → 検索する → 前後を読む → 終了するまでできれば十分です。


ファイルを読む操作に慣れたい人へ

ログ調査では、ファイルを読む操作と、必要な情報を探す操作を組み合わせます。

自分が運営するInfraDojoでは、ブラウザ上の学習用シミュレーターでLinuxの基本操作を練習できます。

読むだけで終わらせず、「この情報を確認したい」と考えてコマンドを選ぶ練習も取り入れてみてください。

▼ InfraDojo(インフラ道場)


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