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【Linux初心者向け】historyとCtrl+Rで、前に使ったコマンドを探す

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こんにちは、Reoです。

フリーランスのインフラエンジニアとして働きながら、学習サービス「InfraDojo(インフラ道場)」を運営しています。

「さっき使ったコマンドを、もう一度入力したい」
「オプションまで思い出せない……」

そんなときは、コマンドの履歴から探す方法があります。

今回は、BashのhistoryとCtrl+Rを使って、以前の入力を呼び出す練習をします。


履歴は「前に入力したコマンドの記録」

Bashは、設定に応じて入力したコマンドを履歴に残します。

直前のコマンドなら、通常は↑キーで呼び出せます。

何度か押すと、さらに前の入力へ移動できます。

ただし、たくさんの履歴から探すときは、一覧表示や検索が便利です。

ChatGPT 画像 2026年10月5日 19_31_42.png

呼び出した内容を確認してから、Enterで実行する。

この流れを意識してみてください。


1.練習用のコマンドを入力する

この記事では、履歴が有効な対話型Bashを使います。ショートカットは標準のキー設定を前提とします。

普段のシェルがzshなどの場合は、まず次を実行してください。

bash

続けて、次のコマンドを一つずつ入力します。

pwd
ls
printf 'hello\n'

最後のコマンドでは、次のように表示されます。

hello

この入力を、あとから履歴で探してみましょう。


2.historyで一覧を確認する

直近10件の履歴を表示します。

history 10

表示例です。番号や内容は環境によって変わります。

  101  pwd
  102  ls
  103  printf 'hello\n'
  104  history 10

左側は履歴番号、右側は入力したコマンドです。

history 10自体も、履歴に含まれることがあります。

「どう入力したか思い出したい」ときは、まず一覧を見るだけでも役立ちます。


3.文字列で絞り込む

printfを含む履歴だけを表示したいなら、次のようにします。

history | grep 'printf'

表示例です。

  103  printf 'hello\n'
  105  history | grep 'printf'

historyの出力を、grepで検索しています。

検索コマンド自身にもprintfが含まれるため、その行も表示される場合があります。

この操作は、履歴を表示するだけです。過去のコマンドを再実行するわけではありません。


4.Ctrl+Rで呼び出す

入力欄が空の状態で、Ctrlを押しながらRを押します。

検索状態になったら、次の文字を入力してください。

hello

先ほどのコマンドが見つかります。

(reverse-i-search)`hello': printf 'hello\n'

表示内容を確認して、Enterを押します。

再び、次のように表示されれば成功です。

hello

検索中にもう一度Ctrl+Rを押すと、同じ文字列を含む、さらに古い履歴を探せます。

検索をやめて入力を取り消すときは、Ctrl+Cを使えます。


履歴を使う前に「今の状況」を確認する

履歴には、以前の入力がそのまま残っています。

例えば、同じコマンドでも、今いるディレクトリやSSHの接続先が変われば、操作対象も変わることがあります。

呼び出したら、次の点を確認してみてください。

  • ファイル名やパスは、今回も合っているか
  • 今いる場所は、想定どおりか
  • この環境で実行したい操作か

履歴は入力の手間を減らす道具です。今の状況に合っているかは、自分で確認します。

なお、履歴の保存範囲は設定によって変わるため、過去の入力がすべて残っているとは限りません。


基本操作を繰り返し練習したい人へ

履歴から呼び出せるようになったら、「このコマンドは何をするのか」も一緒に確認してみてください。

自分が運営するInfraDojoでは、ブラウザ上の学習用シミュレーターでLinuxの基本操作を練習できます。

コマンドを入力し、結果を見て、役割を確かめる。その繰り返しで、使える操作を少しずつ増やしていきましょう。

▼ InfraDojo(インフラ道場)


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