MacBook Pro(M1)でPythonのライブラリマネージャーを構築します。
pipを使ってインストールを試みましたが、matplotlib, numpyなどはエラーを吐いて失敗しました。
conda-forgeのディストリビューションの一つであるMiniforgeがApple Siliconに対応してるのでこれを使用します。
#Homebrewのインストール
pythonやminiforgeはHomebrewから取ってこれるのでまずこれをインストールします。以前、記事を書いたのでこれからインストールする方は参考にしてください。
MacBook Pro(M1)にHomebrewをインストールする
#Pythonのインストール
シンプルにこれだけです。
brew update && brew install python3
#MiniForgeのインストール
これもbrewで一発です。
brew install miniforge
#Miniforgeの使い方
基本的にはTerminal上でcondaコマンドを使って動かして行きます。まず仮想環境の確認を行います。
conda info -e
そのままbaseを使うことも出来ますが、今回は新たに仮想環境を作りましょう。packagesは適当に名前をつけたので好きな名前にしてください。(名前を変えた方は適宜packagesと読み替えてください)
conda create -n packages python=3.9
これでもう一度、以下を実行すると
conda info -e
仮想環境を使うには
conda activate packages
Terminalの左端に(packages)と出ていれば仮想環境に入れています。
Pythonのライブラリをインストールするには
conda install {インストールしたいライブラリ名}
例として、今回はmatplotlibを入れてみます。
conda install matplotlib
インストールしたライブラリを確認するには
conda list
最後に仮想環境から出るには
conda deactivate
以上、MacBook Pro(M1)でMiniforgeを使いPython開発環境を構築することができました。
お疲れ様です!