背景
Dockerを導入すると、いつもとはコマンドのやり方が違うものがいくつかあるので、よく使うコマンドを紹介します!これだけ抑えておけば基本的には開発を進めていけると思います。
抑えるべきコマンド
create
構築されたサービスを参考にそのコンテナを作ります。ここで作られたコンテナはまだ起動していないです。
$ docker-compose create
down
docker-compose.ymlに書かれているサービスを参考にコンテナを停止し、そのコンテナとネットワークを削除します。
オプションで--rmi allをつけることでイメージも削除してくれます。
$ docker-compose down
build
サービスをビルドします。
サービス名を指定してビルドすることもできます。
「--no-cache」等も指定できます。
$ sudo docker-compose build
#サービスを指定してビルド
$ sudo docker-compose build nginx
up
コンテナを作成して、起動させます。オプションで-dをつけることでバックグラウンドで実行することができます。
またオプションで--buildをつけることで起動前にイメージも構築します。
(control + cで停止できます)
$ docker-compose up
start
サービスを開始します。これは既にコンテナがある状態でなければ実行できません。
$ docker-compose start
stop
サービスを停止します。
$ docker-compose stop
restart
コンテナを再起動させる。
$ docker-compose restart
rm
停止中のコンテナを削除します。デフォルトだと[y/N]の確認があるが、-fオプションをつけることで、確認無しでコンテナを削除します。
$ docker-compose rm
ps
コンテナの一覧を表示します。
$ docker ps
kill
コンテナを強制停止します。
$ docker-compose kill
help
コマンドの一覧を表示します。わからなくなったらこちらを確認してください。
$ docker-compose help
コントローラー作成
いつものやり方に「docker-compose run web」を前頭に置く。
$ docker-compose run web rails g controller posts
モデル作成
コントローラーと同様。
$ docker-compose run web rails g model post
$ docker-compose run web rails db:migrate
bundle install
なぜかbundle installができない!そんな時に、、
docker-compose build --no-cache
最後に
これだけを覚えればとりあえずはある程度は開発をスムーズに進めていけると思います。
細かい部分ではまだ足りないところはあるとは思いますが、とりあえずDocker初心者の方は上記のコマンドから使えるようにしていきましょう!!