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IoT プラットフォーム「リモッテ」でアプリを実行してみた

Last updated at Posted at 2019-11-18

準備

前回までで、管理ツールを表示するところまで終わった。画面に管理ツールが開かれていれば準備オッケー。

「リモッテ・ストア」からアプリをダウンロード

管理ツールの画面の、「ストアへ」ボタンをクリックし、リモッテ・ストアを開く。
image.png
「アプリのストア」が表示される。今回は最も基本的なアプリの1つである「ステーションの管理」を試してみることにしよう。このアプリはステーションの状態監視および遠隔から再起動が出来るアプリで、CPU とメモリーの使用率、CPU の温度、バッテリーの状態、ステーションのイベントログ、接続中のユーザーのリストなどをリアルタイムに把握できるため、これからいろいろなアプリを実行していくのに際し、便利なアプリだ。
image.png
画面をスクロールし、目的のアプリを見つけたら、クリックしてみよう。下記のようにアプリの詳細情報が表示される。
image.png
ここで画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリックし、アプリファイルを取得する。
image.png
「Station_Management.appf」という名前のファイルがダウンロードされた。

アプリファイルの読み込み

次に、管理ツールに戻って、画面右上の「その他」メニューを開き、「ファイルから読み込み」を選択する。
image.png
ファイルダイアログが開かれるので、ダウンロードしたファイルを指定すると、アプリの読み込み中であることを表すプログレス・ダイアログが表示される。
image.png
無事に読み込みが完了すると、管理ツールにアプリが追加されている!
image.png
アプリを実行するには、この画面で表示されているアプリ内の「開始」ボタンを押しても良いが、今回はアプリの詳細画面に入ってみよう。以下の様に緑色で示された領域内をクリックする。

アプリの詳細画面

画面の一番上には、「全般」「構成」「利用ページ」「ログ」の4つのタブが並び、その中の「構成」を選択すると、画面の左側に、このアプリを構成する7つの要素が縦に並んでいる。それらを1つずつクリックしてみると、各要素ごとの「情報」と「設定」を見ることができる。
image.png
次に「利用ページ」タブを開いてみる。
image.png
左側のメニューには3つの利用ページ名が縦に並んでいて、それらを1つずつクリックしてみると、ページごとに「利用者」「表示項目」「レイアウト」を見ることができる。

アプリの実行

上記の画像のように、「利用ページ」タブを開き、画面左で「現在の状態」を選択し、その右側で「レイアウト」タブを選択した状態で、画面上の「開始」ボタンを押してみよう。
image.png
アプリが開始されると、「レイアウト」タブの内容が編集モードから実行モードとなり、CPU とメモリーの使用率や温度などを表示し始めた。このアプリのデフォルトのデータ取得間隔は10秒になっているため、画面の更新は比較的ゆっくりしている。利用ページの全体が表示できない場合は、画面下にある表示倍率を変更すると良い。画面左のメニューから「ログ」や「制御」を選択し、他の画面も見てみよう。
アプリを停止するには、画面上部の「停止」ボタンを押せば良い。また、画面左上端の左矢印をクリックすれば、アプリの一覧画面に戻ることができる。

もっとやってみよう!

今度はアプリストアから「1つの数値のユーザーインタフェースのサンプル」や「オン・オフ情報のユーザーインタフェースのサンプル」をダウンロードして実行してみよう。
image.png
上記の様に、3つのアプリを同時に実行する。
「1つの数値のユーザーインタフェースのサンプル」では、基本的な数値入力やスライダーなどを利用した入力制御を体感できる。
image.png
「オン・オフ情報のユーザーインタフェースのサンプル」では、押しボタンや切り替えスイッチなどの制御を体感できる。
image.png

まとめ

以上、リモッテ・ストアからアプリをダウンロードして実行してみた。今回は Remotte ステーションを実行しているパソコンの管理ツール上でアプリを使ってみたが、実際の使用方法は、ステーションと離れた場所からインターネットを介して利用することがほとんどになる。次回はステーションと別の端末、つまり Android や iOS のスマートフォンやタブレットから利用してみることにする。

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