2024/10/22
このところ毎日サテライト拠点(いやそもそもこちらがサテライトなんですが)の方々と音声通話しますので、ちょっと気になったたことがあります。
SEさん(しかやってない方)というのは往々にして「暗い」です。
何が暗いって、判断基準は声しかないので声が暗いんですよ。
暗く話すと何を言ってるのか分かりにくいです。
技術員なんだから関係ない、営業じゃないんだからって人もいますけど、あなたの優れた仕事の成果を伝える、またこちらの考えの方が正しいと説得するのも技術のうちです。
人と話すのが苦手で、リモートで自宅勤務だから関係ないという方もいらっしゃるかもしれません。しかしあなたはせっかく経験を積んでも一介のオペレーターで終わるおつもりでしょうか。
そうでなくても、あなた一人の力で本当に何でもできるということはなかなかないはずです。
仕事が大きくなればなるほど、ヒトと言葉でやりとりをする機会は増えてきます。
技術で結果を出すだけで勝手に評価がついてくるということは残念ながらまだまだありません。
何もズルいことをしようというのではないのです。
あなたがたの技術を正しく伝えるためにも、あなたがソンをしないためにも、ちょっとした工夫をされてみることをお勧めいたします。
コツをひとつ、お伝えしましょう。
簡単なことです。
話す時に笑ってみてください。
笑顔で話すことにより、声の響きが変わります。
ココからは音楽家としてやってきた経験からのアドバイスです。
声は声帯でまず音波を発生させ、頭蓋骨を響かせて外に出てきます。
笑顔を作ることで、響き方が劇的に変わります。
一度、スマホで録音して暗い表情で発声した「ハイ」と笑顔で発声した「ハイ」を聴き比べてみてください。
もうひとつ挙げるとすれば、語尾に「ない」を極力少なくすることです。
「できない」ではなくて「この条件がこうだったらできます」などですね。
ネガティブな発言は聞き手の耳にフィルターをかけます。
ポジティブな言葉もまた然りです。