AR.jsとは、WebARを作るための無料で使用できるJSライブラリです。
3年ほど前に、モバイルブラウザ上で動作するARコンテンツの作成をするにあたって業務で使用していましたが、
有料ライブラリの8th wallに比べ、マーカーの認識力、オブジェクトのトラッキング能力が数段階落ちる印象でした。
数年経った今、AR.jsどれほど変化したか(メンテナンス自体行われているのか?)を確かめてみたいと思います
GitHub - https://github.com/AR-js-org/AR.js
AR.jsは元々の開発者が失踪したようで、今は有志によってメンテナンスが行われているようです。
メジャーリリースが2023年4月で、コミットが3週間前なので、あまり活発に更新はされていないかもしれません...
サンプルを参考にARマーカーを自作し、3Dモデルを表示するように作成しました。
ARマーカーに指定する画像は自由ですが、認識とトラッキングを行う為に黒いフレームをどうしてもつけなければなりません。
画像のみで認識するNFT Image Trackingなるものもありましたが、ローカルサーバーではリソースの読み込みが上手く出来なかったので、今回は断念しました。
終わりに
数年経ってAr.jsの技術的アップデートが行われていることを期待していましたが、あまり変わらなかったです...
オープンソースのライブラリに文句を言うのもどうかとは思いますが、商用でWebARコンテンツを作成するなら、素直に8th wallなどの有償パッケージを利用しましょう