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HoudiniのアトリビュートをCSV Exporterで書き出す

Last updated at Posted at 2019-09-21

#はじめに
点群データをHoudiniでボクセル表示する」でも使ってみた通り、Houdiniは3Dスキャンの点群データなど大量のデータを開いたり加工したりするアプリとしても非常に強力です
Houdiniで様々な加工をしたデータを他のアプリでさらに活用することを目指して、エクスポートする良い方法がないかと探したところCSV Exporterというノードがあったので試してみました。

#環境
Houdini 17.5.229
GAME DEVELOPMENT TOOLSET 1.196

#CSV Exporter は GAME DEVELOPMENT TOOLSET の中にある
CSV ExporterはHoudiniの標準機能としては入っておらずGame Development Toolsetをインストールすると使えるようになります
GAME DEVELOPMENT TOOLSET とは

Houdini におけるゲーム関連のワークフローをスピードアップするための高度なツールのコレクションです。 UV 編集から、シミュレーションよりモーションベクトルを抽出するなど、90以上のツールが用意されています。

#GAME DEVELOPMENT TOOLSETのインストール
Houdini16.5からはGAME DEVELOPMENT TOOLSETをHoudini 内より直接ダウンロードできます。下記のサイトを参考にインストールしました
SideFX公式サイト : GAME DEV TOOLSET インストール
サルにもわかる Houdini : Game Development Toolset
image.png
インストールするとシェルフにGame Development Toolsetタブが追加され、その中にCSV Exporterがあります

#テスト用のジオメトリ
Pig HeadColorノードとAttribute Createで適当なアトリビュートを追加したものです
image.png

#CSV Exporterの使い方
シェルフのCSV Exporterをクリックするとノードが作成されます
image.png

##エクスポート対象を選ぶ
Export Nodeの右側のボタンから
image.png

書き出し対象にするノードを選んでAcceptをクリック
image.png

##CSVをエクスポート
Renderをクリックすると
image.png

CSVが作成される
image.png

CSVを開くとこんな感じ。Pointのアトリビュートだけがエクスポートされるようです。
image.png

##書き出すアトリビュートを絞り込む
Filtered Exportにチェックを入れるとエクスポートするアトリビュートを選べます。Cdを指定してみました
image.png
Cdだけがエクスポートされました
image.png

##ベクトルの成分を分解する
Separate Vector Componentsにチェックを入れるとベクトルの成分ごとに分けてエクスポートされます
image.png
3列に分かれました
image.png

Component Suffixesを書き換えると
image.png

CSVのヘッダーに反映されます
image.png

#参考
SideFX公式サイト
 GAME DEVELOPMENT TOOLSET 概要
 GAME DEV TOOLSET インストール
サルにもわかる Houdini
 Game Development Toolset

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