最近寝不足気味なインターンの上村です。IT系専門学校に通う1年生で、2025年3月卒業予定のため、現在絶賛就職活動中です。
そんな私ですが、インターンを始めて約半年経つので、その振り返りをしてみたいと思います。
はじめに:インターンをすることになったきっかけ
私が通っているのはIT系の専門学校で、2年で卒業になりますので、入学して早々に就職を意識しなければなりません。このため、昨年の夏ごろに、学生のうちに実務経験を積んでおき、就職活動もそうですし、社会人になってから実際に会社でチーム開発などに携わった際の対応力などを磨いておきたいと思い、インターンで実務経験を積めるといいなと思っていました。
その折に、rexcornuでインターンを募集しているお話を聞き、応募したところ、参画させてもらうことになりました。
これまでにやってきたこと
作業環境のセットアップ
rexcornuでは、インターン生の作業環境として、仮想デスクトップ環境が提供されています。まずはこの仮想デスクトップ環境のログインなどの基本的な操作に慣れるところから入りました。尚、開発に必要なVS Codeについてはインストールだけは最初にしてありましたので、Git連携などのセットアップをしました。この仮想デスクトップ端末にインターネットから不正アクセスをされないように、Webで記事を調べたりしながら、ログインの際のパスワードの強化や接続ポート番号をデフォルト値から変更するといったセキュリティ強化の対応をしてみました。
この他、rexcornuでは、全社やチーム開発のコミュニケーション環境として、Google Workspace、Slack、Confluenceなどのサービスが提供されています。また、ソースコードの管理はGitHubで行なっていますので、まずはこれらの登録を行い、開発作業に入れる準備をしました。
初めてのインターンで、あまりこうしたツールやサービスの操作に慣れていなかったので、セットアップに苦戦して、開発に入るまでにかなり時間がかかってしまったことを覚えています。
新規プロジェクトに参画して開発を実施
rexcornuでは、幸運なことに新規サービス開発のプロジェクトに参加することができました。このプロジェクトでは、開発者も含めてプロジェクトが初めてというメンバが複数名いたこともあり、本格的に開発をする前に、まずは開発チームビルディングの一環として、TODOアプリケーションのチーム開発をしてみようということになりました。
作ったTODOアプリケーション自体は、React.jsを使ったフロントエンドのみのプロトタイピングのような簡単なものではありましたが、この後に予定されている、実際の新規プロジェクトのアプリケーション開発のプロセスを意識して、1週間のスプリント期間のスクラム開発を行いました。このスプリント開発の中では、一週間でどのようなことを目的として行動するかの共有や、不明な点の報告、誰がどの部分の開発を行うかの役割分担等を、定期的なMTGですり合わせながら進み、普段の学生生活では経験したことのない実務ならではの感覚を味わうことができ、当初インターンに参画しようと思った目的に近いことができていることを実感しました。
rexcornuでは、プロセスや仕組みが整備されていて、私のようにあまり開発経験のない人でもチーム開発に溶け込んで行けますので、とても良い環境だと思いました。
振り返りの開催
スクラム開発では、スプリントが終わるタイミングなどで振り返りをすることになっています。この振り返りでは、一般的な振り返り方法の一つであるKPT(Keep、Problem、Try)法が採用されています。ミス等の発生した問題(Problem)を明確に資料として残す事でチームメイトへの共有はもちろん、それを踏まえた改善(Try)として対策まで明確にすることで、次の開発にその教訓を活かすことができます。また、それだけではなく、うまくできたこと(Keep)を認識することで、ポジティブな気持ちでチーム開発をすることができるようになります。チーム開発を行う際は、振り返りを定期的(スプリント周期にあわせて)に開催しておくと、スプリントをこなすに連れてチームが学習して成長していけるということを実感し、ただ開発して物を作るだけではなく、こういうプロセスをしっかりみんなでやっていくことが重要なものだと認識できました。
今後やっていきたいこと
すでに年明けから新規プロジェクトの開発が本格的に始まってきているので、そこでしっかりと自分の担当であるフロントエンドのReact.jsの開発をやり切って、開発者としてどんどん自信をつけていきたいと思っています。
これからインターンを考えている学生の皆さんに向けて
インターンへ参加するにあたって一番の目標が、自分以外の人がいる状況での開発や実社会の経験に慣れるといったものでしたが、今回の約半年間のインターンで、スクラム開発で役割分担をしながら開発をしたり、定期的なMTGを通して社会人の皆さんと仕事のコミュニケーションをとることで、社会人に必要なものが身についてきた実感が湧いています。
インターンに参加してみてはじめて気づくこともたくさんありましたので、もし、これからインターンに参加されるか悩んでいる方は、思い切って参加してみるときっと思ったよりも多くのことが得られると思います。
おわりに
rexcornuでは、これからの会社の成長を共にしてくれる仲間を募集しています。