改訂:2024-06-13 文体を変更しました。
Generic Mapping Tools (GMT) を使って、入力したx-yのデータから自動的にX軸、Y軸の範囲や目盛りを設定してグラフを描くスクリプトを作成しました。UNIXでよく使われていたxgraphというソフトから想起したものです。
データの中身を確認したいときに使うもので、他人に見せるほどの修飾はしていません。また、ここでは画像ファイル形式としてPNGを選んでいますが、GMTがサポートしているファイル形式であれば、どれでも良いでしょう。
#!/bin/bash
INFILE=$1
INC=$(gmt info -C ${INFILE} | awk '{xinc=($2-$1)/5; yinc=($4-$3)/5; printf("-I%0.0g/%0.0g\n", xinc, yinc)}')
echo ${INC}
RANGE=$(gmt info ${INC} ${INFILE})
echo ${RANGE}
gmt begin xy png
gmt basemap -JX12 ${RANGE} -Bxaf -Byaf -BWSne
gmt plot -W1 ${INFILE}
gmt end show
これを例えばファイル名 xy.sh として保存し、実行ファイルにします。
chmod +x xy.sh
データのファイル名を例えばsample.datとすると、次のように実行します。
./xy.sh sample.dat