前提
- 基本情報は受けていないです
- 早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科でCSを専攻しています
モチベ
- 資格試験を受けたことがなくTOEIC程度しか資格欄に書く内容がないため
- 早いうちに取った方がかっこいい
- 網羅的に知識をインプットしたかった
- 高度試験の午前I試験免除
勉強スケジュール
一ヶ月前
応用情報合格教本という分厚い本をちまちまと読んでいました。最終的には全部読み終わりました。
応用情報合格教本なのですが、正確さ重視で難しい言い回しが多く、お気持ちの書いてある参考書が好きな僕からすると面白みがなかったので、集中力を持続させるのが大変でした。CSにどんな分野があるのか再認識できるため勉強にはなりました。
3日前
気づいたら3日前になっていました。さすがにまずいと思い、過去問道場(午前)に取り組み始めました。全範囲一気にやると、概念別にインプットするのが難しいと思うので小単元ごとに取り組みました。
間違えた問題は最低2回くらい正解するまでやるのがいいと思います。
結局、全部合わせて80問しか解いていません。
前日、当日
午後問題に関しては、セキュリティ、ネットワーク、プログラミング、組み込みシステム開発、システムアーキテクチャを本番で解く予定だったので、そこだけ過去問道場で勉強しました。
午後問題: 特徴
- セキュリティ・・・必須なので頑張るしかないです。ネットワークセキュリティの問題が多い。10分で終わる時もあるけど高得点は難しい。知識問題が多く、最近はファイアウォールばかり出ています。
- ネットワーク・・・セキュリティの問題やるだけでも少しは知識がつくと思います。インフラに日頃触っていると容易かもです。2進変換問題やプロトコル聞かれたりは頻出。
- プログラミング・・・競プロやったことがあるならやりましょう。数学が得意な人もやりましょう。でもたまに激ムズ。
- 組み込みシステム開発・・・プログラミングの問題と似ているときが多いです。UMLに慣れていると楽だと思います。ハードウェアに少しでも触ったことがないと難しいかも。ビット数計算やデータ転送速度など。算数のような大問が出るときあります。
- システムアーキテクチャ・・・クラウドやIoT、mm1モデルや稼働率などの計算。何度も同じ問題が出ています。ネットワークやDB関連も多いです。10分で終わる時もあります。ネットワークの勉強にもなります。簡単な部類です。稼働率計算は過去問通り。よっぽど計算が苦手でない限りはおすすめ。
試験中の戦略(理想)
- 先に設問把握
どうでもいい記述も割とあるので先に問題は読んだ方がいいです。 - 1問30分
全体で150分なので1問30分には抑えたい。基本は余裕だと思いますが、一題くらい沼ると考えておいた方がいいです。
実際の試験でどうだったか
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午前問題は難化したな〜と感じましたが、過去問と系統が違っただけの様な気もします。
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午後問題は結局以下を解きました。
- 情報セキュリティ
- 経営戦略(初めて解いた)
- システムアーキテクチャ
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発(初めて解いた)
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つまり全然予想通りに進みませんでした
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プログラミングの大問で途中で数式があっているか不安になり、芋づる式に全部落とすと悲惨なことになるため、情報システム開発を解くことにしました。(Gitの問題だったので簡単でした)
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また、ネットワークも解いたには解いたのですが、正答率が低い自信があり、経営戦略を眺めていたら、国語力を問う設問だったのでゴリ押しました。本当に暗記なしの国語力勝負です。文系の方は絶対解いた方がいいと思うくらい。
結果
思ったよりは余裕のある点数でしたが、3日前に過去問始めるのはさすがにやばいので、1週間前にははじめよう。
過去問道場をやろう
応用情報を受けて思ったのですが、おそらくIPAの試験は過去問駆動学習が最適だと思います。(IPAに限らずですが)
近い内にセキスペ(情報処理安全確保支援士試験)も受けようと思っているので、そのときも過去問から入ろうかなーと思ってます。(2024/9/1追記: セキスペも過去問からで大丈夫でした)
午後問題の勉強をすることで午前の知識も身につきます。