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ブラウザーからフローを実行したときのエラーページをカスタマイズしてみる

Last updated at Posted at 2021-12-16

はじめに

URL実行設定したフローをブラウザーから実行したときに、たまに以下のようなページが表示されることがあります。
url_error03.png
url_error04.png

フロー実行中にエラーになったときはブラウザーに返すページをエラー処理フローなどで作り込むことができますが、フローのタイムアウトやコンパイルエラーが発生しているときにはこのページが表示されることがあります。
今回はこのエラーページをカスタマイズしてみます。

環境

  • OS: Windows10
  • Java:1.8.0.311
  • ASTERIA Warp : 2106 (Standard)

準備1 ~テンプレートファイルの作成~

ASTERIA Warp Developer Network Slackにある過去資料によると、
url_error01.png

以下ファイルをもとに表示されているようです。

  • [DATA_DIR]/system/htdocs/errorpage.vm

最近のバージョンではこのファイルが見当たらなくなっていますが、同じ場所にファイルを配置すれば読み込んでくれるようです。

url_error07.png

ADN Slackにある過去資料を参考に以下のようなファイルを置いてみました。

errorpage.vm
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=$charset">
<title>$title</title>
</head>
<body>
<div align="center">
<center>
<table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" width="100%">
<tr>
<td width="100%" height="100%">
<p align="center"><img border="0" src="/FlowService/images/2021AdventCal.jpg" width="158" height="81"></p>
<p align="center"><font size="2">絵心なくてスミマセン m(__)m</font></p>
<p align="center"><b><font size="5" face="Arial, Helvetica, sans-serif" color="#330099">$title</font></b></p>
<p align="center">$message</p>
</td>
</tr>
</table>
</center>
</div>
</body>
</html

もともと配置されていたテンプレートファイルにはメッセージやタイトルなどがVelocityで埋め込まれているようですが、これに関するドキュメントは公開されていないようです。
今回はロゴの画像を入れ替えて固定文字を追加してみました。

準備2 ~画像ファイルの作成~

画像ファイルは[DATA_DIR]/system/htdocs/image フォルダーに置いておくとよいようです。
絵心なくてすみませんが、適当にフローのアイコンで作った画像ファイルを置いておきました。
url_error05.png

url_error06.png

動作確認

1.以下2つのフローを作成

  • RDBコネクションを指定していないRDBGetコンポーネントを配置したフロー
    url_error08.png

  • フローのタイムアウトプロパティより長いスリープ時間を指定したSleepコンポーネントを配置したフロー
    url_error11.png

2.そのフローにURL実行設定を設定してブラウザから実行
url_error12.png

ブラウザーに表示されるエラーページの画像がかわりました!
url_error14.png
url_error15.png

おわりに

エラーページのカスタマイズはページの表示だけですが自己責任の範疇になると思います。ファイルを削除すれば、もとのエラーページの表示に戻るようです。

フロー実行時のエラーはエラー処理フローでハンドリングするのがよいと思いますが、フローのタイムアウトなどで表示されるエラーページのロゴなどをかえたいといったときに参考になれば幸いです。

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