お酒は食事を華やかにしますが、健康も気になりますよね。
そこで、お酒の適量を教えてくれる便利なBotがあればいいなと思い作成しました。
また、耳より情報としてお酒に合う飲食店の情報も加えました。
コンセプトは少しだけ役に立つBotです。
初心者なので、苦戦しましたがお付き合いください。
完成デモ
使用ツール
・Make
・LINE Developers
・Google
作成開始
ついつい忘れがちなお酒の適量。先ずはそんな情報を提供してくれそうなAPIを検索しましたが、そんなピンポイントなAPIがありませんでした。
ただ、情報サイトはありました。
・サントリー「適量ってどのくらい?」
お酒に合う飲食店を提案する情報源として、ぐるなびを検討しました。
・ぐるなび
SSSAPIからGoogle Sheetsへ
希望のAPIがないならどうするかと悩んでいたら、スプレッドシートからSSSAPIでAPIにする記事を見つけ、試してみることにしました。
nozomi ishiokaさんの記事
参考:ホットクック公式レシピを呼び出すLINEbotを作った #withmake
・SSSAPI
初期のシナリオ
早速、スプレッドシートに種類別の適量をデータ化しました。
『サントリー』のサイトにあった適量の数値をビール、日本酒、ウィスキー、焼酎、ワイン、チューハイの6種で作成しました。また、データに『ぐるなび』のサイトを追加しました。
SSSAPIでAPI化しました。
それぞれのモジュールの設定です。
ところが、私の力不足で、ビール以外のお酒にもビールの適量が返ってくるのです。
悩んでいたところ、MakeのモジュールにGoogle Sheetsを用いている記事を発見しました。
KAZUさんの記事
参考:SpreadSheetで作った勤務スケジュールをLINEで通知し確認出来るようにしてみた
よく読むと、Google Sheetsでスプレッドシートのデータを取り込めることに気付きました。
修正後のシナリオ
LINEのWatch Eventsに直接Google SheetsのSearch Rowsをつなぎました。
Google Sheets
Search RowsのFilterはnameを選択しました。
Router
ルーターはお酒の名前を含むか含まないかで、分かれるようにしました。
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お酒に対しては適量と飲食店の情報を返し、お酒以外にはオウム返しをするように設定しました。
最後に
今回は、オウム返し、お酒の適量とお酒に合う飲食店を教えてくれるBotを作りました。
初期シナリオの不具合の時点でエラーを解消する方法もあったと思いますが、たくさんの方々の記事からヒントをいただき、発想を転換することで解決しました。
結果としてシンプルなシナリオに落ち着いたと思います。
どなたかの力になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございます。
最後に、nozomi ishiokaさん、KAZUさんに感謝します。