自己紹介
なまえ:rattcv(しばたかずお)
職業:会社員&フリーランスプログラマ
・UnixライクなOSが好き
・自称CLIヲタク
・青森県弘前市というところに住んでます
・twitter: @rattcv
今回の趣旨
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Linux デスクトップ環境では、X Window System(略して X)というディスプレイ上でウィンドウシステムを提供するネットワーク透過な表示プロトコルが使われています。
(他にWaylandがある) -
今日はこの X を起動せずに、コンソールのままでグラフィカルなアプリケーションを使用する方法を紹介します。
仮想コンソールについて
仮想コンソールとは、非グラフィカル環境でのテキストコンソールのことです。
X Window System を備えたた Linux 環境で、画面がフリーズした場合などのトラブルシューティングに有効です。
仮想コンソールは tty(TeleTypewriter) と呼ばれています。通常は、6つ(tty1 ~ tty6)が存在します。それぞれのコンソールは同時にアクセスし、異なる作業を行うことができます。
■ グラフィカルデスクトップとの切り替え方法(Ubuntu20.04の場合)
動作 | 入力キー |
---|---|
仮想コンソール( tty[1-6] )切り替え | Ctrl + Alt + F[1-6] |
デスクトップに戻る | Ctrl + Alt + F7 |
現在ログインしている仮想コンソールの番号は、次のコマンドから確認できます。
$ tty
/dev/tty3
sudo systemctl set-default multi-user.target
とやってリブートしてもテキストログイン出来る。
sudo systemctl set-default graphical.target
でグラフィカルモードに戻る。
mltermを使ってみる
Linux Kernel 2.2からframebufferで高解像度のコンソールが使えるが、2バイト文字には非対応。
そこで、ターミナルエミュレータ mlterm
のコンソール版である mlterm-fb
を使ってみましょう。
libsixelを使ってみる
w3m-sixelを使ってみる
sayakaちゃんを使ってみる
FFmpeg-SIXELを使ってみる
matplotlib-sixelを使ってみる