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秋月電子のGPSモジュール【GT-505GGBL5-DR-N】の推測航法/DRについて (仕様 設定)

Last updated at Posted at 2025-05-05

d# DR(デッドレコニング)とは?
Wikipediaによると...

推測航法のこと。GPSからの電波が途絶えても、位置を推測していくこと
推測航法(すいそくこうほう)とは航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから、過去や現在の位置を推定し[1]、その位置情報をもとにして行う航法のこと。

らしいです。

参照元(元の情報)

このモジュール(GT-505GGBL5-DR-N)のデータではありませんが、使用しているチップ(AG3335A)が同じモジュールのでデータが有りました。
そこのデータシートから火っぱてきた情報になります。

サイトの下部にダウンロードリンクがあります。 参照しているのは17~18ページです

モジュールのDRについて

GT-505GGBL5-DR-Nにはデッドレコニング機能があります。
今回はその機能について調べてみました。

有効化する

初期段階で有効になっているかもしれませんが、以下のコマンドをモジュールに送信しましょう

$PAIR060,500*25\r\n

GPSからの信号が途絶えたとき、推測航法を500回出力します。
という意味です。(1Hzで出力している場合 500秒=約8分間 推測による位置の出力を続けます)

校正

私は試していないので以下の情報はネットによる情報ですが、校正ができることはわかっています

校正が完了すると、10hzで出力を始めます

車に搭載して以下を行う必要があります

IMUの初期化 ~ステップ1~

信号がいい環境180秒(3分間)静止させる
このとき、出力するデータは以下になります。

$PAIRMSG,90,hhmmss.sss,1*CS

1になっていたらステップ1が終わりです。

IMUキャリブレーション ~ステップ2~

直線道路(500m 屋外)を10km/h~50km/hの範囲で走行する。
少なくとも、5分間加減速を5回以上繰り返す。

このときは以下のデータが出力されています。

 $PAIRMSG,90,hhmmss.sss,2*CS

2になっていたらステップ2が終了です。

INSの初期化 ~ステップ3~

空が開いた環境を10km/h~50km/hの範囲で移動する。
直角の左折、右折を2回以上行う。
ここまで完了すると以下のメッセージが出力されているはずです。

$PAIRMSG,90,hhmmss.sss,3*CS

3になっていれば成功です!

以上で推測航法の準備ができました。

これからも情報を探っていきます!!

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