ポインタ
ポインタとは、メモリのアドレス(番地)を指し示す仕組みである
ポインタはメモリを直接扱うために用いられる
メモリ
コンピュータに取り付けられている記憶装置
プログラムで書いた変数や関数などはメモリに保存される
ポインタを使うメリット
- コードをシンプルに書くことができる
- 効率よく動作するプログラムを書くことができる
ポインタの構文
操作 | 構文 |
---|---|
ポインタの宣言 | 型 *ポインタ; |
変数のアドレスを取得 | &変数 |
ポインタのさす先へのアクセス | *ポインタ |
ポインタを使ったプログラム
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int x = 1; // int型の変数xを1で初期化
int *p; // ポインタpの宣言
p = &x; // xのアドレスで初期化
*p = 2; // ポインタが指すメモリへの書き込み
cout << x << endl;
int y;
y = *p; // ポインタ経由でxの値を読み取る
cout << y << endl;
}
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ポインタで別の関数から値を操作する
#include <iostream>
using namespace std;
void f(int *ref) {
*ref = 2;
}
int main() {
int x = 1;
f(&x); // xのアドレスを引数に設定
cout << x << endl;
}
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