50
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【PHP8.3】ランディングページが日本語訳されてなかったので深い悲しみに包まれた

Last updated at Posted at 2023-11-27

PHP8.3のランディングページがありますね。

右上のChange languageに日本語がありませんね。

01.png

深い悲しみに包まれたので増やした。

05.png

fork

ランディングページの最下段、View Sourceってところからドキュメントのソースに進めます。
そこで右上のForkボタンを押せば、自分のスペースにforkされます。

branch

作業用にブランチを切ります
名前はわりと適当。

Add Japanese translation

実際に動作する必要があるプログラムとかであれば開発環境の整ったローカルまで持ってくるほうがいいかもしれませんが、今回はただのドキュメントなのでオンラインで十分です。
まあ最近は実行環境とかもオンラインで色々できるみたいですがよくわかりません。

GitHubの画面上でおもむろに.を押すとオンラインエディタが起動します。
あとはランディングページの本体であるreleases/8.3/languages/en.phpja.phpにコピペし、中身を和訳していくだけです。

またプルダウンに表示する選択肢などの用意も必要になりますが、そのあたりは過去のプルリクを参考に作成しました。

最後にcommitして終了です。

pull request

commitするとプルリクボタンが出てくるので、それを押したら勝手にプルリクが生成されます
めでたいですね。

と思ったら、自動でテストが2個走って、そのうちひとつが失敗してしまいました。
もちろん文法が正しいことは確認済です。
なんだこれ?

12.png

Change eol from CRLF to LF.

どうやらPHPドキュメントの改行コードはLFだそうです。
私はWindowsなので息を吸うが如くCRLFになっており、そのせいでテストがエラーになってしまいました。

$ php-cs-fixer fix --ansi --config=.php-cs-fixer.php

指摘した人は解決策も教えてくれたのですが、そもそもオンラインエディタでどうやってコマンドを打ち込めばいいのかわかりません。
またオンラインエディタ上では、LFで書いたコードをコピペしてもなぜかCRLFになってしまいます。
というかエディタ上では改行コードの区別が一切できません。

ではどうするかというと、エディタの右下あたりで改行コードを選択できるので単にそこから選べばいいです。

03.png

逆に言うと、ファイルの一部分だけLFで残りはCRLFみたいなことはできません。
する必要もありませんが。

最後にcommitすると、追加のcommitは自動的にプルリクにも追加され、テストも自動的に更新されます。
べんりですね。

追加のcommitによってエラーがなくなり、今度こそ正しいプルリクエストになりました。
めでたしめでたし。

04.png

ちなみにこの改行コードチェック、2年前はなかったので、その後どこかで追加されたみたいです。

merge

もちろん私はPHP本体側の権限を持っていないので、あとは権限を持っている誰かがmergeしてくれるのを待つだけです。

ということで2023/11/26 16:12にmergeされました

release

調べてないからわかりませんが、おそらくmasterへのmerge=本番リリースです。
今どきならだいたいそんなかんじでしょう。

ということでおそらく2023/11/26 16:12頃に、日本語版ランディングページが公開されました。
めでたしめでたし。

感想

なんでテストにfailしてるんだ?に回答くれたmumumu氏ですが、PHPマニュアル日本語版一人で維持しているすごい人です。
バス係数は完全に1です。

PHP8.3がリリースされるだいぶ前から早々と日本語訳されていたマイグレーションガイドも、全部一人でやっています
いやあ一体何者なのでしょうねこの人。

50
8
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
50
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?