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始まる前に終わったJolojo、華麗に復活なるか?

Last updated at Posted at 2020-12-21

実用HeadlessCMSになりそうな『Jolojo』の紹介と、『SveltElm』な開発スタイル。でも期待をもって紹介されているJolojo

Go言語で書かれており、フロントのSvelteと組み合わせることで、最強最速のプラットフォームが完成します。

The World's fastest CMS system

>>> 世界で最も高速なコンテンツマネジメントシステム <<<

01.png

と、なかなかに挑戦的な文言が目に入ります。

実際にGoogleのベンチマークで計測した結果ではmobile 97 / desktop 99と、他のWebサイトをぶっちぎった好スコアを叩き出しています。

が、その華々しい大言壮語とは裏腹に、実際はどうかというとベーパーウェア一直線でした。

ソースコードは非公開で、本当にJolojoが早いのか、それとも単に静的HTMLを返しているだけなのかもしれません。
開発の進捗状況も第三者にはわかりません。
Updatesは概ね月1で進捗報告がなされていましたが、こちらは2020年1月あたりで更新停止。
公式Twitterは2020/03/10で沈黙。

そもそも公式サイトに複数のJavaScriptエラーが発生している有様からして、その完成度に疑問符が付くことは避けられません。
02.png

そんなわけでこのまま、よくあるマイナーライブラリのようにネットの海の藻屑と消えゆくかと思われました。

突然の復活

とまあそんなような記事を書こうと思っていたのですが、2020/12/17、なんか9ヶ月ぶりに突然復活ツイートをしました。

もうすぐJolojoの開発者プレビューを出すよ!

まさかの復活です。
しかし黙ってた理由はコロナのせいらしいのですが、あんまり関係なくね?

さて、果たしてJolojoの明日はどっちだ!?

ロードマップ

Q3 2020

Svelteフロントエンドが1.0になるよ。
これで最終版かな。

Svelte refactoring completes

Svelteのリファクタリングを完了させるよ。
前も同じことを言ったけど。

Template engine improvements

テンプレートエンジンは、DivとSCSSエディタを導入した高機能なものになるよ。

UI & UX

管理画面がバージョン2になるよ。

Web builder

関係者に向けてWebビルダーをファーストリリースするよ。

Q4 2020

ついにコード公開!
そのままオープンソースるかも?

初めてのフルサイズEコマースサイトを運用はじめるよ。
なぜって、この四半期は、既存のCMSの壁をぶち壊すのに最高の時期なんだ。

SEO | Internal Audits

Webサイト監査をはじめるよ。

eCommerce

電子商取引をフルサポートするよ。

Load site from IBU

外部だけでなく、内部バックアップからもサイトをロードできるよ。
これによって、1ドメインで複数のサイトを提供できるようになるよ。

感想

まあ、なんにしろ実際に出てからでないと評価のしようがありませんね。
管理画面バージョン2とか言われても、バージョン1がどんなものなのかもわからないからさっぱりですし。

しかし何年も進捗が微妙だったことを考えると、今さら本当に前線で戦えるのか少々疑問ではあります。
予想通りやっぱりこんなものだったかってなるのか、それとも、いやはやこれは物凄いものが出てきたってなるのか、ちょっとだけ楽しみに期待して待っていましょう。

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