のっとふぉーみー。
私には合わなかった。
職種
よくあるIT系中小企業です。
私の部署は流行りのIoTとかいうやつで、主にB2Bで何か物体を売ったり売らなかったりサービスを提供したりしてなかったりします。
私は主にバックエンドのAzureまわりを担当していて、なんかデータを保存したりしなかったり出力したりしなかったりするのが主な仕事です。
仕事柄ハードウェアを直接触らなければならないことがあるため、完全フルリモートにすることはできません。
今はだいたい週2日程度出社しています。
会社について
会社の風通しはそれなりで、上司や社長にわりと色々直接言ったりもできます。
まあ社内でもそこそこ有能みたいな地位を確立できているみたいなのでそのせいかもしれないので、人に依るかもしれませんが。
対外的技術的にはあまりオープンではなく、キラキラインフルエンサーみたいな人もいないし、このQiitaでもおそらく社員の中で私一人しか記事を書いていません。
まあ私も社名を一切出してませんが。
そのへんあんまりベンチャーっぽくはない。
Facebookあたりでは会社で発信しているみたいですが、そちらは逆に私が未登録なので何やってるのかはわかりません。
リモートワークの導入
IT系の会社のわりに、元々はリモートワーク制度そのものがまともに機能していませんでした。
子育てなど一部例外のみ個別に許可するみたいなかんじで、実質的にはほぼ使われてない状態となっていました。
VPNも外出の多い営業人員のために部分的に導入されていたくらいで、全社員が接続すると即死する太さでした。
しかしこのご時世ということで、2020年の年明けしばらくして全社的に導入が決まりました。
社内にネットワーク部門があるだけあって、このあたりはさすがに動き出したら早かったです。
数週間でVPNが整備され、同時にリモートワーク制度も改訂され、あっという間に自由にリモートワークできるようになりました。
それから一年弱
それから一年弱が経ち、部署内でもリモートワークがだいぶ定着しました。
中には月数回しか出勤しない人もいます。
ただ、一切出勤しない完全フルリモートって人は部署内には今のところいません。
上述のとおり、仕事の性質上一切出勤しないのは難しいところなので、ここはまあ仕方ないですね。
会議は8割方Microsoft TeamsやZoomなどに移行しました。
ただ、やはり細かい調整とか詰めが必要なときは、直接会って話すこともまだまだあります。
細かいところってどうしてもリモート会議ではやりにくいのですが、そういうのみんなはどうしてるのでしょうか。
Pros
通勤時間がなくなる
片道1時間の通勤時間が完全になくなったのは実に大きいです。
毎日1時間も寝る時間が増えるのはよいことです。
ただ通勤時間はデレステに割り当てていたので、今年はデレステのプレイ時間が激減してしまい色々とたいへんでした。
秋頃にプロデュース方針が導入されたおかげで、後半はどうにかなりましたが。
自分用PCで作業できる
といってもディスプレイサイズとGPU1以外のスペックは会社支給PCのほうが上だったりするので、自分用PCだからこそ快適とかそんなことはわりとなかったりします。
私は開発環境構築マニアではないので自分用PCには開発ソフトウェアもろくに入っていませんし、仕事するだけであれば会社支給PCのほうが高効率です。
その他のメリット
一人暮らしなので家族との時間がみたいなのは特にありません。
家族がいる人にとってはここのメリットは非常に大きいものだと思います。
まあシャミ子やセローの時間は増えた。
Cons
サボる
あらゆるメリットをぶっちぎる最大最強最低最悪のデメリットです。
私は趣味に使う金を稼ぐために仕方なく仕事しているだけなので、仕事に対するモチベーションとかそういうものは全くありません。
会社にいればサボるのもなかなか難しいので仕事もするのですが、監視の目がなくなったらどうなるかなんて火を見るより明らかです。
リモートワークの監視というと批判的な記事のほうが多く出てきますが、少なくとも私にとっては必要なものです。
まあ導入されてないので平日真っ昼間から焼肉行っちゃうわけですが。
肉うめえ。
運動不足
非常に深刻です。
目覚めてから寝るまで直径5メートルの範囲内しか動かないなんて事態もよくありますからね。
おかげでお腹周りとかたいへんなことに!
そんなわけで先日フィットボクシング2を導入しました。
2ヶ月弱続いてるので、今後もがんばっていきたいところです。
なお体重は減っていない模様。
デスク環境整備が必要
金も手間もかかりますね。
ええ、とても面倒です。
面倒なので整備を後回しにしたまま気付けばもう1年。
もうこのままでいいんじゃないかなあと思い始めている。
人が覚えられない
元々人の顔と名前を覚えるのが非常に苦手なのですが、リモートワークでさらに深刻になりました。
2020年4月に入った新卒の顔が未だにわかりません。
街中で話しかけられたら間違いなく(…誰だこいつ?)ってなります。
定期代が出なくなった
これまで通勤定期代が出ていたのですが、リモートワークが導入されてからは使った分だけ支払う方式にかわりました。
いまは定期を買って元が取れるほどは出勤していないので、休日に定期を使って出掛けたりとかができなくなりました。
気軽な相談とか雑談ができない
わからない疑問や質問などはほいほいSlackに投げる方なのですが、そこまでするほどでもないちょっとした会話とか、あるいは業務に全然関係ない雑談はなかなかし辛くなりました。
人との関わりが減った
上記とも関連しますが、単純に他人との接触が減ります。
まあ私はこの点は全く気にならないし、むしろ一人の方が楽まであるので平気なのですが、人によっては辛いかもしれませんね。
まとめ
自律心とか、向上心とか、責任感とか、あと家族がいるとか、そういったものをどれかひとつでも持っている人であれば、リモートワークのメリットを大いに享受することができるでしょう。
残念ながら私は何ひとつ持ち合わせていないので、会社という環境で仕方なく仕事しなければならない、という形のほうが性に合っています。
早くワクチンを配ってもらって、あと通勤時間さえどうにかなってくれれば、毎日通勤に戻りたいところですね。
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会社支給PCは27インチ2、内蔵GPU。自宅PCは32インチ2、GTX1070。それ以外は全部会社支給PCのほうが上。 ↩