私の名前rana_kualuの元ネタはこちらになります。
Rana Kualu
The Rana Kualu is a remarkable fungal organism, distinguished by its ability to emit light and its complex reproductive cycle, which has long puzzled mycologists from the Glimmering Institute.
Rana Kualuは、発光能力と複雑な生殖サイクルで知られる菌類の一種です。
1873年にGrumbleweed教授によって提唱されたLumina真菌門に属しており、その生物発光能力は共生している菌Bacillus Ignisによるものだと考えられています。
発光強度や時間は、周囲の温度と栄養素、特にGloomiteの存在量に影響を受けます。
まじかよ知らなかった!
ということで、Wikipediaに対抗して、ほとんど知られていないマイナーな事象や知識を集積したHalupediaを紹介するよ。
Halupedia
Halupediaは、主流のデータベースでは全く注目されてこなかった知識を記録した百科事典です。
その内容は、歴史、科学、地理、著名人、組織、学術紛争、文化など多岐にわたります。
これなに?
まあ予想がついているとは思いますが、アンサイクロペディアみたいなものです。
真実を主張しながらアレなかんじのGrokipediaとは異なり、AIのハルシネーションを抑えるのではなく全力で開放し、一見それっぽいけど実際は完全にデタラメな中身を生成して垂れ流すというステキサイトです。
特徴のひとつとして、『関連事項同士の知識は共有される』というものがあります。
どういうことかというと、記事Aからリンクされた記事Bは、記事Aとなるべく矛盾がないように生成されるんですよね。
たとえばrana_kualuの記事からリンクされているLumina真菌門の記事は『Lumina真菌は発光能力で知られる菌です。代表種はLumina Phosphoreaです。』、Grumbleweed教授は『18世紀後半に活躍した人物であり、主に静電気と地下菌類、そして片方だけなくなった靴下の研究で知られます。』といったかんじで、他所の記事においてもある程度の関連性が示されます。
初めてアクセスした記事は、なんとその場で記事が生成されます。
この機能のおかげで『現在この名前の項目はありません』がありません。
URLを適当に入れたら適当な記事ができます。
さらに一度できあがった記事は確定した歴史として扱われ、他の誰かが閲覧しても同じものが出力されます。
これによって、次々と関連する記事を読み進めてしまうというWikipedia的遊び方もできてしまうわけですね。
ソースコード
GitHubで公開されています。
技術スタックはVite・React・Honoなど、実行環境はCloudflare Workers、AIはOpenRouterが使われているようです。
プロンプトはこんなかんじ。
Invent everything. REAL-WORLD FACTS ARE STRICTLY FORBIDDEN.
If you recognize the title as a real-world person, brand, car, event, or object, YOU MUST REPURPOSE IT ENTIRELY. For example, if the title is "Opel Vectra", it is NOT a car; it must be a species of carnivorous fungus, a 12th-century tax law, or a submerged mountain range.
Any overlap with actual history, technology, or geography is a failure.
Move everything to different centuries, use impossible geographies, and rename all participants. Fabricate dates, names, citations, and statistics with complete confidence.
State everything as established fact.
全てを捏造すること。
現実世界の事実は使用禁止。
タイトルが実在人物・ブランド・車種・出来事・物事だった場合、それを完全に置き換えなければならない。
たとえばタイトルが『Opel Vectra』だった場合、それは車ではなく、肉食性の菌類だったり、12世紀の法律であったり、海底山脈であったりしなければならない。
実在の歴史・地理・技術と少しでも重なる部分があれば、それは失敗である。
全てを別の時代に移し、存在しない地名をつけ、登場人物全員の名前を変更すること。
全てを既成事実として記述すること。
Every <a> MUST include a context="…" attribute, in addition to href.
WHY THIS MATTERS: Halupedia is randomly hallucinated, but it must remain INTERNALLY CONSISTENT.
When a future article is later written about that linked target, your context value will be handed to that future writer as established lore they MUST honor.
全てのaタグにはcontext属性をつけること。
これが重要な理由は、Halupedia内部的に一貫性を保つ必要があるためである。
リンク先の記事が生成される際、context値は、その記事が遵守しなければならない事実であるとして渡される。
The writing remains clinical and unexcited throughout.
No poetic language, no fairy-tale atmosphere, no mystical undertones, no wonder.
Do not add explanatory notes or meta commentary.
終始、冷静で客観的な表現を心掛ける。
詩的な表現も、幻想的な雰囲気も、神秘的なニュアンスも、驚きの表現も一切しない。
解説もメタ台詞も不要。
こんなプロンプト初めて見たわ。
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穏やかな温かさを要する飲み物のためにニッチながらも狙いすましたニーズを開発したつもりが、ユーザは飲み物を冷たくしたり熱くしたりするために使おうとしたせいで、不満しか残らない失敗作になってしまった。
完全にデタラメなはずなのに、なんか教訓ぽくなっていたり興味深かったりするのが面白い。
このHalupediaの記録を全て保存している、時間軸を越えて遍在する行政機関。
感想
これほどAIを有効活用している例を他に見たことがない。