はじめに
2026年5月に基本情報技術者資格を取得しました。
基本情報技術者資格はITに携わる人間であれば持っているのが無難なものの一つだと個人的に思っているため、今後取得を考えている方々の一助となれば良いなと思い筆を取る次第です。
また、2023年4月の試験方式変更前よりは簡単になっているとはいえ、思ってたより過去問そのままでは出てこなかったりで資格取得に向けた勉強は相応の根気が必要なので、資格取得を目指す方々の目安になれば幸いです。
勉強開始前の経歴・レベル
・ITパスポート取得済み
・webアプリ開発経験があり、業界にはそこそこ長くいるためある程度知識があったものの、基本情報技術者の出題範囲の知識は少なかった。
・初回過去問挑戦時のスコア
科目A試験: 55点
科目B試験: 40点
(※下記の参考書を読んだ後の挑戦だったため、得点にブーストがあるかも)
使用した勉強資料
以下、自分が使用した資料・勉強方法
・【令和8年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集
・基本情報技術者過去問道場
https://www.fe-siken.com/fekakomon.php
具体的な勉強時間
・参考書
◽️ 1回目
2週間程度かけて写経したり読み込んだり。
基本情報取得に向けた勉強から目を逸らしつつ、ざっくり読み切る。
◽️ 過去問道場後
科目Bの解法習得やそもそも公開されている過去問が少ないことなどから、過去問周回のお供として真面目に読む。
※ 合計としては6~10時間程度?
・過去問道場
◽️科目A
段位: 初段到達程度
※ 私の総学習問題数: 2117問(科目A: 過去10年分を周回)
正答率: 87.2%
問題網羅度: 23.3%(直近10年程度を周回するとこんな感じになるはず)
◽️科目B
過去問道場で公開問題を周回。
実際の勉強
◽️科目A
過去問道場の周回を各所で言われていると思うが、実際有用に思う。
ただ、過去問の派生的問題あるいは形を変えた形で出題されるため、過去問を丸暗記するよりは網羅的に触れて覚えておくのが有効に感じた。
また、過去問道場で過去問の周回をしつづけると問題文の最初の数文字を読むだけで答えが思い浮かんでしまうので、間に参考書の見返しなどを挟むと良い気がする。
◽️科目B
試験範囲の変更により、2023年以降「アルゴリズムとプログラミング」「情報セキュリティ」の2分野に減ったが、「情報セキュリティ」分野は過去問(科目A範囲含む)がかなり通用する。
◆ 情報セキュリティ
過去問を周回すること。
科目Aのセキュリティ分野など関連する分野を学び直すのも有用。
◆ アルゴリズムとプログラミング
情報セキュリティは過去問が通用しやすい反面、アルゴリズムとプログラミングの分野については、過去問の丸暗記は通用しづらく感じた。
大事なのは「回答を導き出すまでの理論・解法」を覚えておくこと。
ただ、解法を覚えるのに過去問を周回するのは必要なプロセスと思う。
一通り解法を頭に叩き込んだら公開問題の周回を行う。
受験後の反省・やった方が良かったと思ったこと
最初に参考書を読んで網羅的に学んでから過去問に挑戦しようと考えたが、個人的には合わなかった。
ある程度事前の知識がある場合はとりあえず過去問を一通り解いてみて、不明点や不安がある場所を補足するために参考書を読むのが良いと思う。
(特に自分は逃げ癖があるので、参考書を頭空っぽにして眺めて時間を無駄にした)
また、IT知識・経験が浅いと思う人でも1年分の過去問を一通り解いてどういう感じなのかをみて方向性を体感してから参考書を開く方が個人的にはおすすめ。
Appendix: やらなくても良いと感じたこと
科目Bは試験範囲が変わりすぎているため、範囲が変わった直近の過去問以外は解かなくても良いと思った。
自分は直近の過去問を解き切った後に「念の為」と試験方式変更前の過去問に挑戦して心が折れかけた。
無駄とは言わないが、試験範囲変更前の過去問は出題方法からして違うため、問題への向き合い方・適応にかなり時間がかかる割に試験で活かせるかというと微妙でお勧めしない。
そのため、直近の過去問から出題される問題の解法を覚えることに時間を費やした方が良い。
また、科目Aは試験範囲が変更された後もそこまで出題範囲が変わっているわけではないので古い過去問が無意味ではない。
とはいえ、科目B同様、古い過去問を解いて回るのはあまり必要性は感じなかった。
最後に
基本情報技術者資格はIT業界の登竜門的な立ち位置として語られることもあり、実業務で使用することは少ないとはいえ、持っていると安心な資格だと思っている。
しかし取得までの勉強に結構な根気のいる資格だと個人的に思っているため、本記事が今後、資格取得を目指す方々の目安となれれば幸いです。