角度の単位には日常よく使われる「度数」の他に「ラジアン」がある。
- 度数:一周で360°
- ラジアン:一周で2π
数学的な計算にはラジアンを使うことが多い。
プログラミングにおいてはどちらも使われる。数学的な関数の引数などにはラジアンが使われるのが一般的である。一方、角度を表示したり入力を求める場合などには度数が使われるため、相互変換が必要になる。
度数 D がラジアンでは R となる場合、次の比例式が成り立つ。
D:360 = R:2π
従って 2πD = 360R であり、
R = \frac{2πD}{360} \\
D = \frac{360R}{2π}
プログラミング言語によっては標準で変換関数があるので、その場合はそちらを使うとよい。