はじめに
GPT Storeが公開になるということで今まで作成したチャットボットを公開することにしました。
それに合わせて知見も増えてきたのでTipsを更新します。
作成したGPTsの紹介
悩み相談窓口さん
あなたが悩んでいることを一緒に考えて解決策を考えます。
占い師 マリアーヌ純
占星術であなたを占います。
似顔絵職人
自分の画像を送信するとその画像をイラストにします。
文字起こし君
画像を送信すると文字起こししてくれます。
Python先生
Pythonコードを渡すと一行ずつ説明してくれます
３人の賢者
このチャットボットにアイデアや提案が欲しいことを書くと、ChatGPTが3人の賢い専門家を呼んで、それぞれの専門家が違う考え方でアイデアや提案をしてくれます。
Teamプラン
Chatgpt Plusとの違い
・GPT4の利用制限数が増える
・プライベートまたは社外秘内容などのチャットデータは学習の対象外となる（チャットトレーニング機能）
※Plusでも可能だがこれを有効にすると会話履歴やGPTsが使えなくなる
料金
30$とあるが2アカウント以上契約しないといけないのでPlusの2倍となる（60$）
※年間契約割引などがある
Plus契約している状態からTeamの契約をした場合
・Plusとチームの重複契約となるもよう（３アカウントとなる）
AアカウントでPlusを契約→AアカウントでPlusとTeamの両方が使用できるようになる
さらにTeamではBアカウントも追加しないといけない（いけなくはないが勿体ない）
Plusで作成したデータをTeamのアカウントに移行する
・Teamの設定でマージさせる機能があり、それをするとPlusの個人データがTeam側に移行される
※移行後に個人のアカウントは削除されるので注意
・GPTs達は問題なく引き継がれるがサイドバーからのピン留めがなくなるので再度設定が必要
・インストールしていたPluginがなくなるので再インストールが必要
・会話履歴は移行されていた
GPT STOREに公開するには？
右上にある保存ボタンで公開先を「公開」にして保存するだけで自動的にGPT STORE上で公開されるます。
結果の精度を高めるには？
やはり、英語圏のサービスなので英語で書くのがいいです。
日本語でプロンプトを書いてDeepLで翻訳したものをプロンプトにするのがいいです。
GPTチャットボットを以前の状態に戻すには？
プロンプトが動かなくなった時などに使えます
チャットボットの説明を改行するには？
あまり、良い策ではないですが全角のスペースを入れると改行されます。
GPTのテストをしているとGPT-4の使用上限に達してしまう
「詳しくはこちら」をクリックするとフォームが表示されます。
ここで上限に達してしまう理由を書いておくと制限の時間が短くなる。。。かも。。。
私の場合は少しは短くなったように思います。
写真をイラストにすると向きが反転する
写真を撮って、それを似顔絵にするチャットボットを作成したのですが、鏡像というようなのですが鏡に映ったように人物の向きが反転してしまいます。
たまにうまくいくのですが、どのような指示をしてもうまくいかず諦めました。
GPTの解析処理が向上するのを待つことにします。
Pythonコードを使ってOCR解析（文字起こし）させるには？
Code Interpreterを有効にする。ただし、結構頻繁にOCR解析はエラーになるので使用するのをやめました。
Knowledgeを使用する時のテクニック
・KnowledgeでCSVファイルを登録したが使用されない
・Code Interpreterをチェックする
・データ抽出時のAnalyzingでエラーになる
・１行目が表題か否かをプロンプトで説明する
・表題の場合は列名をプロンプトで説明する
・なぜエラーになったのかをChatgptに聞くｗ（素直に教えてくれます）
・データ抽出時のAnalyzingが遅い
・CSVファイルの場合、Pythonでファイルが読み込まれるので「Pandasライブラリを使って」というように指示する