背景

$20 USDはらってGPT-4とRustでペアプロをしていた
GPT-4君、2021年9月までしか学習してない
中途半端に本のコードを写経していただけだったのでハンドラの返り値の型の設定とかわかんね

→ ドキュメントを見に行こう

Trait for generating responses.

Types that implement IntoResponse can be returned from handlers.
(https://docs.rs/axum/0.6.16/axum/response/trait.IntoResponse.html より引用)

あれいままで気にしてなかったけどこれちゃんとやんないといけないやつだな……？
というか今まで適当に自作構造体を適当にJSON変換してハンドラに返答させてたけどなんでこれ動くんだ……？

仮説

書籍でIntoResponseのトレイトの実装を考えたことはなく、せいぜいハンドラの返り値で-> Result<impl IntoResponse, StatusCode>とかしていた。
ハンドラでかえすときは大抵Ok((StatusCode, Json(Hoge))とかしてたので、Json()がIntoResponseの振る舞いを定義してるならJSONに変換できる構造体、ってことにしておけばレスポンスの本体に加工できるのでは？

探すもの

axum::Jsonのsourceにimpl IntoResponse for Jsonが存在してれば勝

やったこと

まず docs.rsのaxum に行きます(執筆時最新バージョンを参照)

件のページを見つけたので、

IntoResponseを探します。

sourceを見に行きます。Rustのドキュメント集はコード参照持ってきてくれるのがすごくすごいですね。

impl<T> IntoResponse for Json<T>
where
    T: Serialize,
{
    fn into_response(self) -> Response {
        // Use a small initial capacity of 128 bytes like serde_json::to_vec
        // https://docs.rs/serde_json/1.0.82/src/serde_json/ser.rs.html#2189
        let mut buf = BytesMut::with_capacity(128).writer();
        match serde_json::to_writer(&mut buf, &self.0) {
            Ok(()) => (
                [(
                    header::CONTENT_TYPE,
                    HeaderValue::from_static(mime::APPLICATION_JSON.as_ref()),
                )],
                buf.into_inner().freeze(),
            )
                .into_response(),
            Err(err) => (
                StatusCode::INTERNAL_SERVER_ERROR,
                [(
                    header::CONTENT_TYPE,
                    HeaderValue::from_static(mime::TEXT_PLAIN_UTF_8.as_ref()),
                )],
                err.to_string(),
            )
                .into_response(),
        }
    }
}

仮説はあっていました。やったね！

余談

宝さがしみたいでおもろかった。