この記事は何か
本記事では、AIでWebアプリを開発した際のプロンプト・会話ログを全量公開しています。また、実際のログの詳細な解説については、別記事にまとめています。
とりあえず、プロンプト・会話ログが見たい方は「事例共有」へどうぞ。
詳細解説が見たい方はこちらの記事へどうぞ。
なのですが、この記事で一番言いたいのでは、AI(LLM)でアプリを開発したときのプロンプトを、あなたも全部公開してくれませんか、ということです。
AIの勢いすさまじい昨今、AIでこんなことできたよ、あんなもの作ったぜ、みたいな記事が氾濫しているわけですが、「で、どうやって作ったの?」が、半端にしか書かれてないな、と感じることが多いです。
動画なんかも数多くあるのですが、10行くらいのプロンプトで多少動くものができたら、「あとは必要な部分を調整して~、特にセキュリティとか~」と三分クッキングですっ飛ばして完成版が出てくるとか。
そういうのが、悪いとは思わないのですが、ちょっと、もう、おなか一杯というか。
ということで、省略とかもうやめて、みんなでAIへのプロンプト・会話ログを、全部さらしませんか?
システムの業界には、OSS(オープンソースソフトウェア)という、全部さらそうぜ、という文化があると思うのですが、そんな感じで。AIアプリ開発でソースに当たるのって、プロンプトだと思うし。
ということで、とりあえず私の全プロンプトを公開してみるので、この記事を見た方も、ぜひ共有してほしいです。きっと、いろんな人が幸せになるはず。
共有方法
正直、共有の方法は何でもいいと思うのですが、私の場合は、AIとのセッションの最後に、「このセッションの会話をすべてMarkdownのファイルにエクスポートして」とお願いして、結果をGitHubに丸ごと入れています。
また、個人の希望としては、以下の情報を、合わせて教えてほしいです。
- 作成したアプリの概要
- 開発環境(IDEやCoworkなど)
- ポジトリの初期状態(AGENTS.mdやSKILLS等)
- MCP等の使用有無
- 使用したモデル・モード
- その他注意点
究極的には、プロンプト格納専用のGitHubのようなものを作る、MCPでAIからいい感じに操作させる、みたいなところまで夢は膨らむのですが、まあ、それは置いておいて。
事例共有
ということで私のログをさらします。
結論、以下にプロンプトのエクスポートがMarkdown形式であります。
何も整理してないです。本当にただエクスポートしただけ。
とりあえず、そんなレベルからでも始められればよいかな、と。
おまけとして、以下に解説記事をつけておきますが、これから共有いただく場合、このようなものは不要です。生ログあれば読みます。
以下は関連の情報
作成したアプリの概要
「俺たちの雀歴」という麻雀のスコアの集計アプリです。ざっとは以下。
- 麻雀仲間を「麻雀グループ」というグループに登録できます
- 麻雀グループに対して、「麻雀大会」を作成することができます
- 麻雀大会に対して「試合(半荘)」の結果を登録できます
- 結果登録では、素点を入力すれば、オカやウマが自動で計算されポイントが算出されます
- オカやウマの計算方法は事前にルールとして登録・管理できます
- 登録した試合結果は自動計算され、麻雀大会全体の合計として表示されます
- 局単位の点数や役の計算は扱いません。試合(半荘)単位です
- Vercel + Supabase上で動作するNext.jsのアプリです
例えば、試合結果の登録画面が以下。
大会の詳細画面が以下。
なお、普通にWebアプリとして公開しているので、以下から誰でも使用できます。
もし、冷やかしでも使ってもらえたら、私がすごく喜びます。
(Google、LINE、メールアドレスでのアカウント登録に対応しています。)
開発環境(IDEやCoworkなど)
IDEとしてCursorを使用しています。(Cusor DesktopではなくIDEの方)
作業は、基本的に、Dockerの開発コンテナ内で行っています。
確認プロンプトが面倒なので、コンテナに閉じ込めて全許可で走らせるスタイルです。
(Windows上にWSL2でUbuntuを置いて、そのうえでDockerを走らせる構成)
ポジトリの初期状態(AGENTS.mdやSKILLS等)
リポジトリは空の状態から始めています。
個人のhome側のAGENTS.md等も未配置です。
完全にすっからかんの状態で開始しています。
MCP等の使用有無
何も使用していません。
使用したモデル・モード
Cursor Grok 4.6 (モードはHigh。Fastは使っていない)です。
ちょうど、CursorがSpaceXに買収されて、モデルにGrokが来たぜ、というタイミングだったので。
当該アプリの作成で、月額$20プランの、3割くらいのトークンを消費しました。
その他注意点
バックエンドを完全にSupabase(PostgREST)に任せる構成になっています。
つまり、実質的に、フロントエンドとPostgreSQLだけで構成されており、バックエンドがありません。認可もすべてRLS(といくつかのDBのFunction)で制御しています。
この構成は、一般的には勧めにくいと思っています。認可の処理は、単純なRLSですべてをカバーすることが難しく、何かしらロジックが必要になるからです。それなら、ちゃんとバックエンドを置いた方がよい。
それでもこうなっているのは、私の歪なスキル構成が原因です。私はDB屋なので、DBは分かるのですが、プログラムは苦手なのです。なので、PostgreSQLに全部管理させる方が楽で…。
最後に
プロンプトのログを読んてくれた方は分かると思うのですが、私自身のAI開発スキルは決して高くありません。
ループどころかハーネスもなし。SKILLSもMCPも実質なし。地道な一問一答の会話で開発を進めています。現在からみると、ざっと、1年から2年遅れくらいでしょうか。
DB屋なので、Webアプリ開発スキルも十全には程遠いです。プロンプトのログの中には力不足を露呈する恥ずかしい内容も含まれています。
それでも、多分、公開・共有した方がいいと、私は思いました。
私の拙いログでも、参考になる人は、多分いる。うちの若い衆とか。
で、もっとAIを使いこなしている人のログが公開されれば、それは多くの人が参考にできる。少なくとも私は本当に見たい。AI上級者の生プロンプトを。
ということで、もし、本記事に共感してくれて、さらに、全ログの公開までしてくれる方がいたら、とてもうれしいです。

