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普段何気なく利用しているドメインですがどのように名前解決を行なっているか気になったことはありませんか?

今回はLinuxで名前解決を行う流れについてご紹介します。

nsswitch.conf

linuxの「nsswitch.conf」は名前解決を行う際の順序が記述された設定ファイルとなります。

下記、該当ファイルのパスとなります。

/etc/nsswitch.conf

デフォルトでは下記のように「hosts」、「DNS」といった順番で登録されております。

hosts: files dns

hosts

hostsファイルにはホスト名と紐づけられたIPアドレスを記述する事ができます。

hostsファイルは基本的にDNSサーバーを利用した名前解決より優先度が高く設定されております。

その為、本番環境切り替え前の動作確認等を行う場合等に利用されます。

下記、該当ファイルのパスとなります。

/etc/hosts

下記のように「IPアドレス」、「ドメイン」の順で記述する事ができます。

127.0.0.1   localhost
192.168.1.1 ドメイン

下記のように1つのIPアドレスに対して複数のドメイン名を指定する事も可能となっております。

192.168.1.1 ドメイン1 ドメイン2 ドメイン3

ただしワイルドカード等では指定できない仕様となっております。

DNSサーバーの利用

続いてDNSサーバーを利用する方法となります。

一般的なサービス利用者はDNSサーバーを利用し名前解決を行なっているかと思います!

Linuxでは下記設定ファイルにて利用するDNSサーバーを指定する事ができます。

/etc/resolv.conf

下記はgoogleのDNSサーバーを指定した例となります。
ご利用用途に合わせて指定する事が可能となっております。

nameserver 8.8.8.8
nameserver 8.8.4.4
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