はじめに
これから何回かに渡って、Djangoを使って将棋の棋譜管理アプリを作っていこうと思います!
どうして作ろうと思ったか?
まず第一に、僕が最初に本格的に学習した言語がPythonでして、それを使って「何か」つくりたいなぁ~と思ったからです。
そこで趣味である将棋の、「僕の対局履歴の棋譜を管理できたらいいんじゃね」と思ったことがきっかけでした。
そこで始めはFlaskを使って途中まで作っていたのですが、周りの人の意見を聞くと、「絶対Djangoの方がいい!」ということになり、改めて一から作り直すことにしました。
ここでは、備忘録も含めて、作業工程をきままに綴っていきますので、よろしくお願いします。
作業環境
今回の作業環境は以下の通りです
- Windows 10 Pro
- Anaconda
- version1.7.2
- python 3.7
- django 2.2.5
- git
- version 2.25.0.windows.1
本稿の内容
- Anacondaでの仮想環境の作成
- Djangoの設定
- Djangoを管理する上でのGitの設定
Anacondaで仮想環境の作成
そもそもAnacondaが何なのか分かっていなかった(1dayインターンで入れろと言われたから入れた)。
そこでAnacondaについて以下の記事に詳しく載っていたので、勉強させていただきました。
【初心者向け】Anacondaで仮想環境を作ってみる
また、Djangoのインストールも含めて、次のサイトも参考にさせていただきました。
【Anaconda+Django】 PythonでWebアプリを開発してみる。
今回は、kifu_appという仮想環境を作りました。
$ anaconda -V
anaconda Command line client (version 1.7.2)
$ activate kifu_app
(kifu_app) $ python -V
Python 3.7.6
Djangoのインストール
先程のブログを参考にしたら簡単に終わりました。
Djangoの設定
Djangoプロジェクトの作成
以下の記事を参考にさせていただきました。
Djangoを最速でマスターする part1
プロジェクトを作りたいディレクトリに移動して、次を入力します
$ django-admin startproject kifu_app
これで以下のディレクトリ構造のプロジェクトができました!
- kifu_app_project/
- kifu_app_project/
- setting.py
- urls.py
- wsgi.py
- __init__.py
- manage.py
アプリの作成
上側のkifu_app_projectディレクトリ内で、次を実行します
$ python manage.py startapp kifu_app
するとディレクトリ構造は次のようになります。
- kifu_app_project/
- kifu_app_project/
- setting.py
- urls.py
- wsgi.py
- __init__.py
- manage.py
- kifu_app
- admin.py
- apps.py
- migrations
- models.py
- tests.py
- views.py
- __init__.py
最後に、setting.pyに以下のものを追加します。(アプリを作ったよ!という報告だそうです)
INSTALLED_APPS = [
'django.contrib.admin',
'django.contrib.auth',
'django.contrib.contenttypes',
'django.contrib.sessions',
'django.contrib.messages',
'django.contrib.staticfiles',
'kifu_app', # <-これを追加
]
Gitの連携
どうせなのでGitも練習がてら使えるようにします。
これもkifu_app_projectという名前で、GitHubにリモートリポジトリを作成しました。
コミットなどの詳細は、以下の記事を参考にしました。
Djangoの使い方~デプロイ編①~
まず、上の階層の方のkifu_app_project内に.gitignoreファイルを作ります。
.gitignoreは、指定したファイルを追跡対象から外すようにするものです。
# Created by https://www.gitignore.io/api/django
# Edit at https://www.gitignore.io/?templates=django
### Django ###
*.log
*.pot
*.pyc
__pycache__/
local_settings.py
db.sqlite3
db.sqlite3-journal
media
gitignore.ioというサイトで、.gitignoreに書くべきことのテンプレートを作ってくれます。
準備が完了したら、最初のコミットをしていきます。
$ git init
Initialized empty Git repository in ~/djangogirls/.git/
$ git config --global user.name "Githubの登録ユーザー名"
$ git config --global user.email Githubの登録メールアドレス
$ git add --all .
$ git commit -m "My Django Girls app, first commit"
13 files changed, ~~~
$ git remote add origin リポジトリのURL
$ git remote -v
origin リポジトリのURL
$ git push -u origin master
上から順にコマンドを実行していけば大丈夫なハズです。
詳しく説明していただいている方が他にもいらっしゃるので、そちらを参考にしてください。
GitHubを確認すると、確かにpush出来ていました!
次回予告
次回は、データベースの設定を行っていきます!