SNSに画像を上げようとして「WebP」に出会った
ブログのアイキャッチを作り直していたとき、ダウンロードした画像の拡張子が「.webp」だった。Canvaで開けない。WordPressにそのままアップロードしたら表示が崩れる。
「JPGに変換すればいいのか?」と思ってググると、オンライン変換ツールがいくつも出てきた。でも——
- 無料だけど広告だらけ
- ファイルサイズ制限が厳しい
- アップロードしたファイルがどこに保存されるか不明
正直、大事な写真をよくわからないサーバーに上げるのは抵抗があった。
「なければ作ろう」から始まった QuickConv
もともとWebエンジニアとして働いていたので、「自分で変換ツール作れるんじゃないか」と思った。
技術的にはSharp(Node.jsの画像処理ライブラリ)を使えば WebP・AVIF・HEIC・JPG・PNG の相互変換は実現できる。問題は、それをどう安全で使いやすいサービスにするか。
設計で決めたこと:
- 登録不要 — メールアドレスも名前もいらない
- 24時間で自動削除 — アップロードしたファイルは翌日には消える
- ワンクリック変換 — ドラッグ&ドロップして変換ボタンを押すだけ
QuickConv の使い方
- quickconv.cc にアクセス
- 変換したい画像をドラッグ&ドロップ
- 変換先のフォーマットを選択(JPG / PNG / WebP / AVIF)
- 「変換」ボタンをクリック
- 変換完了後、ダウンロード
これだけ。アカウント登録もメールアドレスも不要。
なぜ WebP / AVIF が増えているのか
最近のWebサイトやSNSでは、従来のJPG/PNGに代わって WebP や AVIF が標準になりつつある。
| フォーマット | 開発元 | 特徴 |
|---|---|---|
| WebP | JPGより25-34%小さい。Chrome/Safari対応 | |
| AVIF | AOM | WebPよりさらに高圧縮。Chrome/Firefox対応 |
| HEIC | Apple | iPhone標準。高画質・小容量だがWindows/Android互換性に難 |
つまり「なんか開けない画像」が増えるのは、Web全体がより効率的なフォーマットに移行しているから。
技術スタック
- フロントエンド: Next.js(App Router)+ Tailwind CSS + shadcn/ui
- API: Hono on Cloudflare Workers
- 変換エンジン: Sharp on GCP Cloud Run
- ストレージ: Cloudflare R2(エグレス無料、24h自動削除)
- DB: Cloudflare D1
- i18n: next-intl(日本語・英語対応)
Cloudflareのエッジで動かしているので日本からのアクセスも高速。R2はエグレス料金がかからないので、画像のダウンロードでコストが爆発する心配もない。
対応フォーマット
画像だけでなく、動画・音声・ドキュメントにも対応:
- 画像: JPG ↔ PNG ↔ WebP ↔ AVIF ↔ HEIC
- 動画: MP4 / WebM / AVI / MOV
- 音声: MP3 / WAV / AAC / OGG / FLAC
- ドキュメント: JPG ↔ PDF
無料で使えます
現在、QuickConvは無料で利用可能。日本語・英語に対応している。
「画像変換ツール、どれを使えばいいかわからない」
そう思ったことがある人は、一度試してみてほしい。