テキストファイルに記述したpsqlメタコマンドを実行する

環境

Ubuntu 20.4
PostgreSQL 12.10

やったこと

psqlメタコマンドを実行するには、PostgreSQLに接続してからコマンドを実行する手順となるが、毎回、PostgreSQLに接続に接続することなく、実行したいpsqlメタコマンドをバッチファイルに記述して、一発で実行する方法があります。

この方法を始めて知ったとき「それ、早く言ってよ～」と思ったので、記事にしました。

テーブルの一覧を表示させたいときは、次の１行を記述した、test.sqlファイルを作成します。

test.sql

\d

次のコマンドを実行すると、test.sqlが実行されて、test.sqlに記述したコマンドの結果が出力されます。

$psql -f test.sql データベース名

テーブルの一覧を参照したい場合は、test.sqlをこのように記述します。そして、上記のコマンドを実行します。（SQL文の最後につける、;はあってもなくても動きます。つけておいた方が丁寧でしょう）

test.sql

select * from テーブル order by id;

COPY文でCSVファイルを出力することもできます。test.sqlをこのように記述します。

test.sql

COPY テーブル TO './テーブル.csv';

PostgreSQLのバージョンを知りたいときは、test.sqlをこのように記述します。

test.sql

select version();