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Apache2のインストール手順

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はじめに

Ubuntu20.4にApache2をインストールする手順です。現状の最新バージョンはApacheではなくApache2です。Apacheは1998年に登場して2002年にApache2が登場しました。バージョンのリリース時期については、下記に詳しく載っています。
https://trios.pro/apache-version-list/

ApacheからApache2がバージョンアップされたことで、ディストリビューションによっては、大きな変更が加えられています。旧バージョンのApacheにおいては、CentOSでもUbuntuでもサービス名はhttpdでしたが、Apache2になって、Ubuntuだけサービス名がapache2になっています。

コンフィグファイルがあるディレクトリも、CentOS、Ubuntuともに /etc/httpdでしたが、Apach2になって、Ubuntuだけ /etc/Apache2になっています。

環境

Ubuntu20.4
Vagarant

インストール

Ubuntu20.4にはApache2はプレインストールされていません。Apache2をインストールする前に、確かにインストールされていないことを確認します。

$apt list --installed | grep apache

Apache2はAPTでインストールします。APTのリポジトリにApache2が確かに存在していることを確認します。

$apt list | grep apache2

Apache2をインストールします。このとき、開発ヘッダも一緒にインストールします。インストールは割と早く終わります。

$sudo apt-get update
$sudo apt-get install apache2 apache2-dev

インストールできたことを確認します。どちらのコマンドでも同じようにバージョンが確認できます。

$apache2 -v
$apachectl -v
Server version: Apache/2.4.41 (Ubuntu)

サービスの状況を確認します。 Active: active (running) となっていればサービスが起動されています。起動されていなければ Active: inactive (dead) と表示されます。インストールすれば、サービスも自動で起動されるようになっています。

$systemctl status apache2

Ubuntu環境で次のコマンドを入力すれば、そのようなサービスは存在しませんと表示されます。サービス名がApache2ではなくhttpdであるのはCentOSの方だけです。

$systemctl status httpd
Unit httpd.service could not be found.

動作確認

サービスが既に起動しているため、ブラウザを起動してURLにIPアドレスを指定すると、Apache2の初期画面が表示されます。自分の環境はVagrantであるため、URLに192.168.10.33を指定すると、次の画面が表示されます。

apaceh2.png

試しに、サービスを停止して、ブラウザをリロードすると「このサイトにアクセスできません」と表示されます。

$systemctl stop apache2

再度、サービスを開始して、ブラウザをリロードすると、Apache2の初期画面が再度表示されるようになります。

$systemctl start apache2

参考サイト

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