はじめに
LinuC(101試験)に合格したのでその体験記です。
スコアは693点でしたので、85%程度取れていることになります。ちなみに合格ラインのスコアは480点です。
ほぼほぼ暗記が問われる試験です。コマンドのオプションをたくさん覚える必要があります。viの操作コマンドも暗記が必要です。
パッケージ管理システムのオプションもややこしいのがたくさんあり、頑張って覚えなくてなりません。aptやyumはそうでもないのですが、dpkg、rpmのオプションには結構ややこしいのがあります。
難しいオプションは隅から隅まで全部覚えておかなくても、なんとかなるかと思います。基本的なオプションに関しては、漏れなくしっかりと暗記する必要があります。難しいものもプラスα押さえておけば合格できる試験です。
Linuxを使う人であれば最初の登竜門になる試験かと思います。Linux系の試験で一番易しい試験にではありますが、初学者であればそれなりに難しいと感じるかと思います。初学者であればまずは、コマンドをたくさんを打って慣れていくところから入っていった方がいいかと思います。特に、tar、sed、sort、cutあたりはコマンドは実際に打って、慣れることが肝心だと思います。
本番試験の感想
試験は60問で90分です。割と簡単な問題ばかりで構成されているといった印象でした。ちゃんと覚えてさえいれば解ける問題ばかりです。ときどきひっかけのような問題や、問題集でも見たことのないような問題も含まれていましたが、100点を取る必要はないため、しっかりと落ち着いて解けば、合格ラインを取ることはさほど難しくありません。
長文の問題は出てこないため1問を解くのにそれほど時間はかかりませんでした。自分は50分で一通り解き終わり、10分で保留にしていた問題の5~6問をじっくりと解き、その後、25分かけて全問見直しを行い、残り5分を残して終了としました。
使った教材
自分は下記の2種類を使いました。この2種類を8割程度できるようにしてしておけば、ほぼほぼ合格できるかと思います。
Ping-t
最初はPing-tから入りました。無料の割には問題の量はけっこうなボリュームです。これは超おすすめです。Pint-tは3回ほど繰り返し、8割程できるようにしておけば、ほぼほぼ合格圏に入っているでしょう。また、コマ問もしっかりやっておく必要があります。
Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集
Ping-tの次にこの問題集をやりました。Ping-tにはない問題もいくつかあり、わりと勉強になりました。個人的にそれほど何周もする必要はないかと思います。模擬試験もおすすめです。本番直前に必ずやっておいた方がいいでしょう。この問題集だけだと試験対策としては、少しおぼつかない印象です。Ping-Tと両方やっておけばまあ、問題ないでしょう。