はじめに
会社の昔の写真フォルダで見つけた「ラズベリーパイ部」の文字に、てっきりパイやタルトを食べ歩く同好会だと思い込んでいたぷらむんが、プラ美先輩に聞いてみたら、全然違うジャンルの話だった、という話です。
会社で自称マスコットキャラをやってるのに、社内で一番空気が読めない、ぷらむんです🐯
よくIT業界で耳にする「ラズベリーパイ」って何か知ってます? ぷらむんが思い浮かぶのは美味しいパイかONE PIECEだけです。
なぜそのパイとIT技術が結びつくのでしょう...?
ーこんな人に読んでほしいー
🟠 「ラズベリーパイ」という単語を、電子工作用語だとちゃんと理解できていない
🟠 「マイコンボード」と「パソコン」の違いを、人に説明できる自信がない
🟠 IT業界の用語なのに、名前だけ聞くと食べ物や別ジャンルに見えるものがある
🐯「ラズベリーパイ部」って、まさか有名なパイ屋さんの食べ歩きクラブですか?
会社の昔の写真フォルダを整理していたら、「ラズベリーパイ部」というラベルのついたアルバムを見つけました。
「え、パイとかタルトを食べ歩く部活があったんですか? いいなあ、ぷらむんも入りたかったです…!」
浮かれながらプラ美先輩に見せに行くと、先輩は苦笑いしながらこう言いました。
「それ、食べ物のパイじゃなくて、電子工作のボードの名前だよ」
🐯実は「食べるパイ」とスペルが違っていた
🐯:プラ美先輩
「ラズベリーパイって、正式には『Raspberry Pi』って書くんだ。食べるパイの『Raspberry Pie』とは、実はスペルが違うんだよ」
「え、"Pie"じゃなくて"Pi"…? じゃあ誰も名前を間違えてるって気づかなかったんですか?」
🐯:プラ美先輩
「間違いじゃなくて、最初から意図的にこの綴りなんだ。開発チームは、プログラミング言語のPython(パイソン)を動かすコンピューターとして構想していて、そこから"Pi"って名付けたらしいよ。Appleとか、昔のコンピューターにフルーツの名前をつける伝統にならった部分もあるみたい」
食べられる方の「パイ」だと信じ切っていたぷらむんは、ここでようやく勘違いに気づきました。
🐯マイコンボードとパソコンの、ちょうど中間くらいの存在だった

「じゃあ、ラズベリーパイってどんな機械なんですか? マイコンボードってやつですか?」
🐯:プラ美先輩
「厳密に言うと、ラズベリーパイは『シングルボードコンピュータ』っていう分類で、マイコンボードとはちょっと違うんだ。マイコンボードの代表格のArduinoは、OSを持ってなくて、書き込んだ1つのプログラムをひたすら実行するタイプ。ラズベリーパイは中にLinuxが入っていて、複数のプログラムを同時に動かせるし、モニターとキーボードをつなげば普通のパソコンみたいにも使えるんだよ」
「へえ…なんだか、マイコンとパソコンのちょうど中間みたいな存在なんですね」
🐯:プラ美先輩
「そうそう。だから電子工作からIoT、ちょっとしたサーバー構築まで、幅広く使われてるんだ」
🐯実はけっこう最近できたものだった
「歴史がすごく長そうな名前ですけど、いつからあるんですか?」
🐯:プラ美先輩
「実は2012年に発売されたばかりで、まだ十数年しか経ってないんだよ。ケンブリッジ大学でコンピュータサイエンス専攻を目指す学生がどんどん減っていることに危機感を持った人たちが、子どもでも気軽にプログラミングを学べる安いコンピューターを作ろうとして生まれたのがきっかけらしい」
「なるほど、名前の付け方は昔のコンピューターの伝統を踏襲してるのに、モノ自体は意外と新しいんですね」
🐯:プラ美先輩
「しかも面白いのが、もともと子ども向けの安い教育用として作られたのに、実際に買っていたのは電子工作好きの大人がほとんどだったんだ。それを職場に持ち込んで使う人が増えて、今では医療機器メーカーやデジタルサイネージの大企業にまで採用されてるんだよ」
よく聞く響きの名前だから、勝手に長い歴史を想像していたことにも気づかされました。
まさかラズベリーパイに「子供向けの教育アンパンマンPCが思いのほか高性能で、企業製品に搭載されるようになっちゃったみたいなサクセスストーリー」があったとは…。ぷらむん、ビックリです。
🐯AI時代の今は、フィジカルなロボットにも使われているらしい
「ちなみに、今どきラズベリーパイってどんなことに使われてるんですか?」
🐯:プラ美先輩
「最近は、この小さな基板の上でAIエージェントを動かせるようになってきてるんだ。例えば、ラズベリーパイにカメラをつないで、そのAIエージェントに『写真を撮って、それを表示するWebページを自動で作って』って自然言語で指示するだけで、プログラムを書かなくてもフォトブースみたいな仕組みが組めた、っていう事例もあるよ」
「じゃあ、ラズベリーパイを触れるようになれば、AIのフィジカルロボットみたいなものも作れるようになるんですか?」
🐯:プラ美先輩
「その入り口には十分なれると思うよ。カメラやセンサーをつないで、そこにAIを組み合わせる、っていう構成の基本を学べる場所として、ラズベリーパイはまだまだ現役なんだ」
憧れだけだったフィジカルAIの世界が、意外と身近な入り口から始められるものだと分かりました。
やはりラズベリーという言葉にはロマンを感じますね。ぷらむんのお友達は海外のラズベリー摘みで月100万近く稼いでいたので、ぷらむんもラズベリーという言葉にちなんで、RaspberryPiで一攫千金を狙いたいです🐯
🐯まとめ
「ラズベリーパイ部」を食べ歩きクラブだと思い込んでいたのは、名前からくる勝手な連想でしかありませんでした。
ー今回学んだことをまとめるとー
🟠 ラズベリーパイ(Pi)は、食べるパイ(Pie)とスペルが違う電子工作のボード
🟠 マイコンボードとは違い、OSが入っていて複数の処理を同時にこなせるシングルボードコンピュータ
🟠 発売は2012年で、名前の伝統に反して意外と最近の存在
名前だけで分かった気にならず、今度から気になった単語はちゃんと調べてみようと思います🐯
🦁おわりに
PRUMのエンジニアの多くは未経験からの採用です。ぷらむんのような新人がのびのび成長できる環境が気になった方は、ぜひコーポレートサイトも覗いてみてください。
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また今度、ぷらむんの奮闘記をシェアします。ここまで読んでくれてありがとうございました🐯




