はじめまして。株式会社PRUMでエンジニアをしているひとみです。
日々、プログラミング学習や実務の中で、つまずきやすいポイントや
考え方を整理して発信しています。
PRUMについて気になった方は、コーポレートサイトもぜひご覧ください。
▶コーポレートサイト
「その仕様、イケてないと思ってない?」-エンジニアがハマりがちな勘違いの話-
はじめに
開発していると、こんな瞬間がある。
「なんでこの仕様なんだろう」
「もっといい作り方あるのに」
「この設計、正直イケてないな…」
ちゃんと考えているからこそ、モヤモヤする。でもこれ、誰かが適当に
決めているわけじゃないことが多いんです。ただ単に、見ている場所が
違うだけなんです。じゃあ、何が違うのか、少しだけ整理してみます。
エンジニアが見ている“正しさ”
エンジニアは、「いい開発」 を目指します。たとえば、
- きれいな設計にしたい
- 拡張しやすくしたい
- 無駄のない実装にしたい
- 技術的に正しくしたい
どれも正しいし、プロとしてすごく大事な視点です。ただ、その延長で
起きがちなのが、「いい開発をすること」自体が目的になること です。
ここにハマると、「この仕様おかしいかも」と感じる場面が増えてきて、
「本来の目的」 を見失ってしまうのです。
エンジニアが開発する本来の目的
一度立ち止まって考えてみましょう。私たちの開発の目的って
一体何なんでしょうか?
- コードを書くこと?
- 設計をきれいにすること?
たぶん違いますよね?一番の目的は、
「お客様に価値を届けること。」
そしてその価値は、
- 「便利になった」
- 「楽になった」
- 「問題が解決した」
という “お客様の変化” として現れます。どれだけ設計がきれいでも
価値がなければ意味がないし、多少いびつであったとしても価値が
出るなら、それは成立しているといえるでしょう。
仕様がイケてない本当の理由
「この設計、ちょっと無理あるな」
と感じるとき、それは技術的に間違っているというより、
優先順位が違うだけのことが多いです。たとえば、
- とにかく早くリリースしたい
- 今は検証フェーズだから作り込みすぎない
- 売上に直結する部分だけ優先する
こういう判断が入ると、どうしても “技術的に理想じゃない形”
になります。それは雑だからではなく、価値を出すための選択
をしたからにすぎません。
エンジニア は「正しく作る」を見る。
ビジネス は「価値が出るか」を見る。
この2つは似ているようで、完全には一致しない。だから、
「なんでこの仕様なんだろう」 が生まれるのです。
現場では見えない経営戦略
エンジニアにとって、理想の開発ができれば一番うれしいです。しかし、
それを優先しすぎると、ビジネスとして成立しなくなることもあります。
だからこそ、お客様はビジネスの観点から優先順位を決めていきます。
- どこで勝つのか
- 何を優先するのか
- 何を捨てるのか
この優先順位があってはじめて仕様が決まっていきます。つまり、
仕様は経営戦略の結果なのです。モヤモヤしたときは、
- この機能は誰のため?
- 今はスピードと品質どっち優先?
- これって価値につながる?
と、視点を上げてみましょう。全部納得できないかもしれません。
それでも、「何か理由があるな」 と思えた瞬間、見え方は一気に変わります。
まとめ
エンジニアをしていると、「いい開発をすること」 を
目指しがちになりますが、本当に大事なのは、
「価値を届けること」
そしてその価値は、
「お客様の幸せにつながっているかどうか」
で決まります。実は、「いい開発」 を目指しているときほど、
「本来の目的」 を見失いやすいのかもしれません。
PRUMのエンジニアの95%以上は未経験からの採用です。
よければコーポレートサイトにも遊びに来てください。
▶ コーポレートサイト
エンジニアの方に役立つ記事をまとめたサイトも運営しています。もしご興味あれば覗いてみてくださいね。
▶ エンジニアに役立つ記事サイト


