はじめまして。株式会社PRUMでエンジニアをしているひとみです。
日々、プログラミング学習や実務の中で、つまずきやすいポイントや、
仕事で起きやすい“ズレ”について整理して発信しています。
誰かの助けになれば幸いです。
「OSって、結局なにしてるんですか?」— 新人エンジニア向けに“裏側”を整理してみる—
はじめに
パソコンの電源を入れると、当たり前のようにWindowsが起動して、
ブラウザを開いて、音楽を流して、ゲームまでできますよね。
でも実は、この「当たり前」、かなりすごいことをしています。
例えば、
- 電源を入れた瞬間に何が始まっているのか
- なぜアプリをダブルクリックするだけで起動するのか
- なぜ複数アプリを同時に動かせるのか
- なぜUSBを刺すだけで認識されるのか
こういった“裏側”を支えているのがOS(Operating System) です。
ただ、OSって普段あまり意識しません。
Windowsの見た目や、macのデザインを想像する人は多いですが、
OSの本当の仕事は 「裏側の管理」 です。
今回は、
「OSって、パソコンの中で実際なにしてるの?」
をテーマに、特に「起動からアプリ実行まで」の流れを中心に整理していきます。
OSって何?
OS(Operating System) は、日本語では「基本ソフトウェア」と呼ばれます。
かなりざっくり言うと、
「パソコン全体を管理している司令塔」
です。
CPU・メモリ・SSD・キーボードなど、パソコンには大量の部品があります。
でも、それぞれの部品は勝手に連携できるわけではありません。
- CPUへの命令
- メモリの管理
- アプリ実行
- ファイル保存
- 画面表示
など、全部OSが整理しています。
つまり、
「人間とコンピュータの仲介役」
みたいな存在なんですね。
電源を入れた瞬間、何が起きてるの?
パソコンって、電源を入れた瞬間にいきなりWindowsが
表示されるわけではありません。実際には、
かなり多くの処理が裏で動いています。
ざっくり流れを書くとこんな感じです。
1: 電源ON
2: BIOS / UEFI が起動
3: SSDやメモリを確認
4: OSを読み込む
5: Windows/macOS 起動
6: ログイン画面表示
7: アプリが使える状態になる
BIOS / UEFIって何?
電源を入れた直後、まず最初に動くのはOSではありません。
最初に動くのは、BIOS や UEFI と呼ばれる仕組みです。
これは、
- メモリは正常か
- SSDは接続されているか
- キーボードは使えるか
などを確認する “起動準備係” みたいなものです。
この確認が終わると、ようやくOSが読み込まれます。
つまりOSは、パソコン起動の 途中 から登場するんですね。
OSが起動すると何を始めるの?
OSが読み込まれると、まず大量の「準備」を始めます。
例えば、
- メモリ管理開始
- ドライバ読み込み
- Wi‑Fi準備
- 画面表示準備
- マウス制御
- 音声制御
など、この準備が終わって初めて、
私たちはパソコンを操作できます。
つまりログイン画面が表示された時点で、
OSはかなり働いています。
アプリって、どうやって起動してるの?
ここ、初心者がかなり気になるポイントだと思います。
例えばChromeをダブルクリックすると、当たり前のように起動しますよね。
でも実際には、OSがかなり頑張っています。
ざっくり流れを書くとこんな感じです。
1: アプリをクリック
2: OSがexeファイルを見つける
3: メモリを確保
4: 必要なデータをSSDから読み込む
5: CPUに実行指示
6: 画面表示
つまり、
「アプリを動かしているのはOS」
なのです。アプリ単体では、勝手にCPUやメモリを使えません。
OSが管理しているから、安全に動けています。
なぜ複数アプリを同時に動かせるの?
今のパソコンって、
- Discordを開きながら
- Chromeで調べ物して
- 音楽を流して
- 裏でアップデート
みたいなことが普通にできますよね。
でもCPUは、基本的には順番に処理しています。
OSが、
「次はChrome」
「次はDiscord」
「次は音楽再生」
と超高速で切り替えているから、“同時に動いているように見える” のです。
この管理を 「タスク管理」 や 「プロセス管理」 と呼びます。
なぜアプリ同士が壊し合わないの?
例えばゲームを起動しても、Chromeのデータが
突然壊れたりしませんよね。これもOSのおかげです。
OSはアプリごとに、
- 使えるメモリ
- 使用権限
- アクセス範囲
を分けています。
だからアプリ同士が勝手に干渉しにくくなっています。
もしOSが管理していなかったら、かなり危険です。
USBを刺しただけで使えるのはなぜ?
これもOSがやっています。
USBを刺すと、OSは
- 何が接続されたか
- どう操作する機器か
- どのドライバを使うか
を確認しています。
だから、マウスやキーボードが自動で使えるんですね。
Windows・macOS・Linuxって何が違うの?
代表的なOSにはこんなものがあります。
| OS | 特徴 |
|---|---|
| Windows | 世界で最も普及。仕事でもよく使う |
| macOS | Apple製品向け。デザイン系にも人気 |
| Linux | サーバーで超重要。OSS文化が強い |
| Android | スマホ向けOS |
| iOS | iPhone専用OS |
特にLinuxは、インターネットの裏側でかなり使われています。
普段見ているWebサービスも、実はLinux上で動いていることがかなり多いです。
まとめ
OSは、単なる「パソコンを動かすソフト」ではありません。
電源を入れた瞬間から、
- メモリ管理
- アプリ実行
- ファイル管理
- 画面表示
- USB制御
- 通信管理
など、大量の仕事をしています。
しかも、その多くは普段ほとんど意識されません。
だからこそOSは、
「目立たないけど、止まると全部止まる存在」
なのです。普段何気なく使っているパソコンも、
裏側を見るとかなり面白いです。まずは、
タスクマネージャーを開いてみたり、起動時に
どんなアプリが動いているかを眺めてみるだけでも、
「OSの仕事」が少し見えてくるかもしれません。
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