勝手に Python でプログラミングを始めてしまうやばい Auto-GPT の話。
今話題の Chat GPT の欠点の一つに、学習した時点より新しい情報を答えられない事があります。それを解決するために様々な Plugin が開発されていますが、もっと意欲的な Chat GPT の拡張として Auto GPT という物がありっます。
Auto GPT は Chat GPT を支援してウェブへのアクセスはもちろん長期記憶や画像生成など何でもかんでも支援してしまおうという壮大な試みです。残念ながら私はまだ OpenAI GPT-4 が使えないので完全な機能は試せてませんが、何となく雰囲気はわかったので公式サイト https://docs.agpt.co/setup/ を元にメモします。
まず https://platform.openai.com/account/api-keys で OpenAI の API Key をもらっておく。
git clone -b stable https://github.com/Significant-Gravitas/Auto-GPT.git
cd Auto-GPT
cp .env.template .env
vi .env
...
OPENAI_API_KEY=xxx ### ここに OpenAI の API Key を書く
...
docker-compose build auto-gpt
docker-compose run --rm auto-gpt --gpt3only --continuous
ここで、最後のコマンドのオプションの意味は以下の通り、
- --gpt3only: gpt-3.5 だけを使う
- --continuous: 自動実行。料金に注意。最初に試す時はない方が良いと思います。
Auto-GTP が始まると質問されるので好きなお願いをします。
I want Auto-GPT to: 日本車は全固体電池でテスラに勝てるか予測して?
すると、Auto-GPT は google などを駆使して情報を集め、できるだけ正確にお願いを叶えようとします。なんと最終的には Python コードを書いて何やら計算を始めました。これはやばい!!!
残念ながら GPT-3.5 がへぼいのか Auto-GPT に不備があるのか途中エラーで止まってしまいましたが、隔離した環境でやらないと Auto-GPT がパソコンを乗っ取ってしまいそうな勢いでした。