この資料について
Pepper のアプリ開発のさわりを超ざっくり解説する。
Hello world
- Choregraphe で開発する
- 画面にボックスを配置して、イベントを繋いでアプリを構築する
- ボックスは、入れ子になっているものとプログラムが入っているものの2種類
- 例) Say ボックスは入れ子 / Say Text ボックスはプログラム
TRY
- Say ボックスを使って、 Pepper に「こんにちは世界!」と言わせる
基本のアプリ開発
- ユーザーとの会話は Dialog ボックスを用いる
- Dialog ボックスを作ると、自動的に QiChat (拡張子が .top のファイル) が作成される
- QiChat に会話を定義する
TRY
- ユーザーが「終了」と言うと「終了します」と言って終了する
- タブレットを触ると「終了します」と言って終了する
HTML/JavaScript との連携
- タブレットに HTML を表示することができ、 JavaScript が実行可能
- Pepper と通信する JavaScript のライブラリがある
- ライブラリを使って Pepper にイベントを送信したり、イベントを受け取ったりできる
- ライブラリを使って直接 Pepper の制御をすることもできるが、できることは限られる
TRY
- Choregraphe で既存のプロジェクトを開いて動きを追う
補足
- HTML/JavaScript を使うとタブレットでできる幅が増えるが、開発難易度が跳ね上がるのでそのアプリで本当に必要なのかよく検討する
- バーチャルロボットでテストすることができない
- アーキテクチャが複雑になりがち
- 画像を表示する / タブレットをタップする 程度であればChoregrapheだけで実現可能
- 大抵の要件は画像を表示するレベルで解決できるはず
- タップ操作が必要ならそれは Pepper に任せる仕事ではない可能性がある