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canvas上で群れを表現

Last updated at Posted at 2019-10-07

前置き

プログラミング初心者のため、見苦しいコードが多いです。プログラムを組んで何か作るの好きです!

※ 2020/10/30追記
Pythonでボイドを利用したゲームを作ってみたので良かったら見てください。

生き物に関するプログラミングがしたい!

01.jpg

小さいころから生き物が好きだった。プログラミングで生物の行動シュミレーションなど出来たら面白そうだ。
調べたらボイドというアルゴリズムを見つけた。

ボイドって?

img_0.jpg

ボイド(Boids)は、アメリカのアニメーション・プログラマ、クレイグ・レイノルズが考案・作製した人工生命シミュレーションプログラムである。名称は「鳥もどき(bird-oid)」から取られている。

wikipediaからの引用。コンピュータ上に鳥オブジェクトを作成し、それに対して以下の3つのルールを作用させるだけで、鳥の群れを再現出来るというアルゴリズムのようだ。

1.結合(Cohesion)

cohesion.png

群れの個体の全ての座標からそれらの中心位置を求め、個体全てがそこへ向かうようにする。

2.分離(Separation)

separation.png

個体同士がある一定の距離を常に取るようにする。

3.整列(Alignment)

alignment.png

群れの個体全ての速度ベクトルを群れの速度ベクトルに合わせる

流行りのHTML5 + Javascriptで実装

今更だけどHTML5ってすごい!

a.gif

canvasの登場で本当に便利になりましたね。
一回だけFlashコンテンツ作ったことがあったけれども、今では全く見られなくなりましたね。おも〇ろムービーズなつかしい。ウォーリーをさがさないでなど好きでした。

参考サイト

前にチョロッとjsを触ったことがあるんですが、調べてみると色々変わったらしいので

こちらの記事を参考にさせて頂きました。

鳥ではなくボールで

鳥オブジェクトをcanvas上に描くことも考えたのですが、まずは慣れてからにしようと思って、今回はボールオブジェクトにしました。また今度、鳥オブジェクトを作ってみたいなと思います。

See the Pen BallBoids by hoihoi (@lizard_nest) on CodePen.

色々な動き

ボイドは上記の通り結合、分離、整列の3つのルールを適用することで鳥の群れの様な動きを得ることが出来ました。しかし、ルールを減らしてみても、面白い動きを得ることが出来ました。試しに以下の場合のように減らしてみます。

- 結合 分離 整列
場合① × ×
場合② ×
場合③ × ×
場合④ ×

場合①(結合)

sepaonly.gif
分離と整列のルールを無くすと、ボールは群れの中心にのみ向かいます。
そのため、群れ全体が近づいてきてしまうと、群れの中心も一定になってきてしまうため、時間がたつと塊のようになってしまいますね。何故かDS版どうぶつの森のハチを思い出しました。

##場合②(結合、分離)
sepacohe.gif
これは一見3つのルールを適用したボイドと似ていますが、整列していない所為で群れ全体にまとまりがないですね。群れの外側の個体を見ると違いが分かりやすいです。

場合③(分離)

sepaonlygati.gif
分離ルールは言ってしまえば、ボールとボールの当たり判定と同じ意味のため、ただボールが他のボールとぶつかったら反射するという動きを繰り返していますね。もはや、群れを形成出来ていないです。

場合④(分離、整列)

aligncohe.gif
群れ全体が外枠である正方形型になっていますね。整列のおかげで群れ全体の速度ベクトルは合わせられているので、群れとしての形は成しています。外枠が円とかだったら円形の群れを形成するのかな?

最後に

ボイドはゲームなどでも群れを再現するために使われていたりするそうです。そのぐらい現実の鳥の群れの動きに近いのでしょうね。
駄文ですが、読んで頂きありがとうございました。

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