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下請けCOBOLERとして生きていた頃のノウハウ Advent Calendar 2016の初日の記事です。

プログラミング知識とはあんまり関係ありませんが、生きるための知識として大切なので、また、自分のコボラー時代を成仏させるために書き記していきます。

現状に満足していますか?

生きていくためのノウハウということになってますが、まずは抜けることを考えていきましょう。

もし、あなたの上の会社がとても優しくて、単価も上昇していって、残業すればその分お金がもらえてそのお金があなたのところに帰ってきてて居心地が良くて一生食っていけそうならそれでもよいのですが
自分の場合は230時間ぐらいの労働を5年ぐらい続けて、単価も上がらず、残業代もでず、トイレもエレベーターも渋滞してネットにもつながらないし、一日の遅れも許さないようなスケジュールの中で生きていくのがとことんいやになってました。
勤怠を会社に送っても大丈夫ですか?の一言もないし、何年も放置されて自社への怨恨や自分の頑張りで中抜き業者が潤っていることを知り、抜けたいの一心しかありませんでした。

もし、似たような境遇の抜けたいという人は参考にしてみてください。

次は考えずに抜けよう

自分の場合新人のころからCOBOL現場一本だったためほかの言語を全然知らず、正直この現場抜けたらもう生きていく方法がないんじゃないかと思ってました。
COBOL現場の恐ろしいところは他では活かせない業務知識ばかりが増えて、汎用的なスキルがまったく身につかないことだと思います。
なのでそこでの不安が大きかったです。
とはいえ、今はpythonでwebエンジニアっぽいことをやっているので、正直プログラムなんてどうにでもなります。
とにかく自分の命を守るためにも早めに抜けましょう

抜けるための技術

まずは、もうまじ無理となったら会社に相談しましょう。
まともな会社なら話を聞いてくれるはずです。
話も聞いてくれない会社ならそこに居続ける意味もないでしょう。
会社を辞めれば抜けれます。
余談ですが、実際会社辞めるといって抜けておきながら実は会社辞めてなかったという人もいました。
会社辞めるので抜けますという手段も大いにありだと思います。

会社との交渉ですが抜けたい納得してくれないこともあると思うので、例えばJavaの勉強してるからJava案件つけますとか何とかいって別の仕事に入れることをアピールしたほうがいいかもしれません。

今はオンラインでプログラム書いて勉強できるみたいなサイトもありますし、インターネットでの資料も豊富なので個人端末に環境構築するというコボラーにとってハードでありえん無理な作業はできなくてもいいです。JavaだろうがphpだろうがC#だろうがrubyだろうが if文やfor文なんて似たようなものでわからないことは絶対にないです。

抜けるのには半年かかると思え

自分の体験ですが、もしあなたがその現場で重宝されている場合、抜けるのに半年以上かかります。
そのうえ、雇い主は 「抜けたいなら、別の人間育てなきゃならないので育つまで待ってほしいし、代替要員が育つまでいてほしいし、その間の代替要員の単価の半分を払え」とか平気で言ってきます。

もし、自分が無能で契約解除されたとき、次の仕事に就くのに勉強しなきゃいけないからその間給料の半分を契約してた会社が払えとかふつう言わないですよね?

パートナー企業とか言って誤魔化してはいますが下請けなんて立派な上下関係です。

会社をどんどん休め、遅刻しろ

自分の場合、とにかくもうモチベがなかったのでモチベのなさをアピールするためにどんどん遅刻してました。
責任感が強い方だったので会社には行ってて休むことはあまりありませんでしたが。
とにかく周囲にあいつは仕事は単金以上にできるかもしれないが、もう遅刻ばっかりでどうにもならん奴だからいなくなってもやむなしって思われてしまうのも良いかもしれません。

もし、あなたがどうしても抜けられず、そこでしか生きていけないとするなら、このadventcalendarの続きをご覧になってください。

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