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インフラエンジニアとしての初めての出張体験

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お疲れ様です!今年4月にインフラエンジニアに転職し、参画して5ヶ月経ちました。
突然ですが出張に行ったので、今回はその出張の内容と、私が経験したことを機密事項に触れない範囲で共有したいと思います。

出張が決まるまでの経緯

突然出張先の上長から「そろそろ出張こよか?明日から来てくれ〜」というチャットが届きました。前々から出張あるかもとは聞いていましたが、、明日から?!え??という展開。
いつも突然仕事を下さる上長なので慣れてましたが、流石に出張は驚きました。
しかも何をやるのか聞いてみたら「来てからのお楽しみ💕」という返答に慄きました。(お楽しみと言われた仕事は死にかけるフラグ)
ついに出張デビュー!という事で周りの方がここのホテルは安くて快適だった!とか、出張先の現場のセキュリティでここから入れないから誰さん呼べだの色々助言を頂きつつ、向かいました。

出張先の状況

出張先に着いてみると、そこには大量のネットワーク機器が並んでいました。なんとなく見覚えのある構成が目の前に展開されており、なんと私が意味不明なまま、言われるがままに作成した設計図が実際の構築物になっていたのです。自分が関わったプロジェクトが目の前で動いているという感動と同時に、責任の重さを感じました。

果たして私の役割は?

この出張は、私が作成した設計に基づいて構築された環境のテストを行うためでした。パケットトレーサーでチマチマといじっていたレベルのものではなく、実際のネットワーク構成の確認や性能テストを行うものでした。なんと生まれて初めて実機動かす実機が、お客さんに提供する本番機だったので、過去にあったお楽しみと言われた仕事を思い出し戦慄しました、、そこでやっと会えた上長は「いけるやろ〜頑張れ⭐️」と言われてやるしかなかったのです。。。

テストを通じて得た学び

  1. 手順書作りと情報共有

まず初日に1日かけて作業手順を教わりました。
私と同じ仕事をする方が4名いて、その方々と教わったのですが、意味不明の連続。
フレンドリーなメンバーだったので皆でわからないところ、わかるところを共有して手順書を作りました。
私はここ理解できたけど、ここは理解できなかった、この用語はなんだろう?などお互い共有出来たのは安心感がありました。あと自分の意見や見解を言って良いんだ!という自信につながりました。
教わった手順の中でこの作業を先にやった方が良くない?先に中身書き換えて機器に入れた方がこの作業いらないのでは?など現場の人も確かにそうした方が良いかも!となる場面もあり、業務効率化のためにも思った事は言った方が良いです。

前回の記事で手順書を作りましたが、手順書は複数の人で作れば作るほど、良いと思います。人間はあまりにも自分視点です。
多面的に作業をとらえるためにも、多くの人に共有、推敲していただきましょう。
今回はサーバー側の人がいた事が大きな学びでした。
普段はコマンド間違えてもあまり問題がなかったり、間違えたら最初からやれば大丈夫!ということが多かったのですが、サーバーの方は間違えたら死ぬ事が多いから、特定の人がわかる書き方は絶対に無し!暗黙の了解を絶対許さない!というスタンスでした。
適当にメモ書いとけば行ける!という人と暗黙の了解は絶許な方が居て、絶許な方本当に有難いです。
諸悪の根源は言葉が足りないに尽きます。

前回の手順書作りの記事はこちら

2.与えられるものが正解だとは限らない

初日は手順説明、手順書作成でなにも成し遂げられず、何しにきたんだろうか、、皆さんが親切だった、、で終わりましたが、2日目からはバリバリ作業をしました。

与えられたミッションは、構築した小規模ネットワークに擬似的にルーター、スイッチを接続して、上手く疎通できるか?抜栓した時のVLANの挙動、小規模ネットワークの上にあるボス機器と疎通できるか?というテストでした。
結線して、ルーター、スイッチに構築データを入れて、VLANの確認までしたところで躓きました。
なぜかボス機器にpingが届かないのです。
コマンドも間違えてない、入れた構築データの版はあってるし、結線も間違ってない、何が間違ってんだ??となり、なんでも教えてくれるプロパーのお姉さんに頼んだら色々弄りながら頭を悩ませてました。
結果構築データの版は合ってるけど、構築データ自体が間違っていた事がわかったのですが、ここでつまづいたならばどこが間違っているのか?与えられた構築データは全て合っていると思い込んでいたのでずっと自分の工程が間違っていると考えてしまい、報告するまで時間がかかってしまいました。
また、自分で書いた設計図なのに理解出来てないのもあり、構築データがおかしいとは考えられなかったのも良くなかったです。
「当たったタイプが良くなかっただけだし、最初は誰も気づけない。やりながら覚えるもんや!!」と言ってもらえましたが、次の出張では自分で書いた設計図を理解して、テストを完走したいです。

最後に

初めての出張で何か成し遂げた訳ではないのですが、何かに納得はできました。
実際にネットワークとは結線、抜栓して、挙動を確認するもので、Tera Termやパケトレの画面の中を見ているだけではダメです。
プログラミングはやった結果がわかりやすくて、納得しやすいなと最近思います。
ネットワークは全体像が掴みづらく、終始何してんのかわかんないに陥るのですが、繋げたらアップした!という体験はとても大事で、これが網目のように張り巡らされてるんだ!土台じゃん!と一気に立体的に思えてきます。
基礎的な事が知りたい!ネットワークに納得してから色々やりたい!と思った私にはとても良い環境です。また、こんなにも初心者なのにとりあえずやらせて貰えることに感謝しかありません。
まだまだ出張に行くのでムキムキになって帰りたいと思います!!
ここまでお読みくださりありがとうございます!

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