【Linux入門】パイプとリダイレクトでコマンドをつなげてみよう(初心者向け解説)
はじめに
Linuxを触っていると、コマンドのあとに 「変な記号」 が出てくることありませんか?
私は最初「なんか棒とか見たこと無い記号?見たことないの出てきて怖いんだけど…」って思ってました笑。
でも実はこれ、めちゃくちゃ便利な機能なんです。
この記事では、初心者がまず覚えたい パイプ (|) と リダイレクト (>, <, >>) の基本を紹介します。
パイプ(|)
パイプは 「コマンドの出力を次のコマンドに渡す」 仕組みです。
例1: 行数を数える
ls | wc -l
サンプル出力:
8
ls の結果(ファイル一覧)を wc -l に渡して「行数(ファイル数)」を数えています。
「つなげる」って発想、最初はちょっと魔法みたいで感動しました✨
例2: 検索と組み合わせる
ps aux | grep bash
サンプル出力:
mio 1234 0.0 0.1 245678 5678 pts/0 Ss 12:00 0:00 bash
プロセス一覧から「bash」を探す例です。
ログや大量の出力を絞り込みたいときにすごく便利です。
リダイレクト(>, >>, <)
リダイレクトは 「出力や入力をファイルに送る/ファイルから読む」 機能です。
標準出力をファイルに保存(>)
ls > filelist.txt
サンプル出力(filelist.txt の中身):
Desktop
Documents
Downloads
Pictures
ターミナルに出るはずの結果をファイルに保存できます。
「ログを残したい」ときに大活躍です。
追記する(>>)
echo "追加のメモ" >> memo.txt
サンプル出力(memo.txt の中身):
Linuxを勉強中です
追加のメモ
> だと上書きですが、>> は追記です。
「日記みたいにどんどん書き足す」イメージですね。
ファイルを入力として使う(<)
sort < unsorted.txt
サンプル出力:
apple
banana
cherry
< を使うと、ファイルをコマンドの入力にできます。
これも地味に便利なんですよ〜。
まとめ
- パイプ (|) = 出力を次のコマンドに渡す
- リダイレクト (>) = 出力をファイルに保存(上書き)
- リダイレクト (>>) = 出力をファイルに追記
- リダイレクト (<) = ファイルを入力として使う
最初は記号がいっぱいで混乱するけど、実際に打ってみると「おお、つながった!」って楽しくなります。
私はパイプを覚えた瞬間、「Linuxの世界が急に広がった!」ってワクワクしました🌸
💡 ちなみに…
ほかにも「Linux初心者におすすめの学習リソース」をまとめた記事を書いてます。
リソース選びで迷ったときの参考になると思うので、良かったらのぞいてみてくださいね〜。