【Linux入門】catとlessの違いを分かりやすく解説(初心者向け)
はじめに
Linuxを触り始めると、ファイルの中身を見たいときにまず出てくるのが cat と less。
私も最初は「どっち使えばいいの?」「名前かわいいけど違いわからん…」ってなってました。
この記事では、2つの違いを初心者向けにまとめます。
結論から言うと「小さいファイルは cat、大きいファイルは less」です。
catコマンド
基本の使い方
cat memo.txt
サンプル出力:
今日はLinuxの勉強をしました。
ls と cd を覚えました。
次は grep に挑戦します。
ファイルの内容をそのまま一気に表示します。
短いファイルならこれで十分です。
lessコマンド
基本の使い方
less long.txt
サンプル出力(イメージ):
行がたくさんあるファイルです...
(以下、省略。スペースキーで次のページへ)
ファイルをページ送りで閲覧できます。
終了するときは q を押してください。
便利ポイント
- 矢印キーやスペースでスクロールできる
-
/wordで検索できる - ファイルが大きくても全部読み込まずに開ける
実際に比べてみる
例:大きなログファイル
cat /var/log/syslog
→ 一瞬で画面が流れて、何が何だかわからなくなる(泣)
less /var/log/syslog
→ 落ち着いてスクロールしながら読める ✨
まとめ
- cat = 小さいファイル向け(中身をサクッと全部表示)
- less = 大きいファイル向け(ページ送り・検索もできる)
私は短いメモは cat、ログや設定ファイルは less って感じで使い分けてます。
慣れてくると「とりあえず less で開いとこう」ってなることが多いかもです〜。
💡 ちなみに…
ほかにも「Linux初心者におすすめの学習リソース」をまとめた記事を書いてます。
リソース選びで迷ったときの参考になると思うので、良かったらのぞいてみてくださいね〜。