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Claude Codeを契約する前に、まずOpenRouterで試してみた話

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作成日:2026年3月28日(土)

TL;DR

Claude Codeが気になるけど、月額プランに課金する勇気が出ない——そんな方に向けて、OpenRouter API経由でClaude Codeを「お試し」する方法を紹介します。

ただし結論から言うと、従量課金の洗礼を受けて、おとなしくClaude Proプランに加入しました

Claude Proでコスパ最高!_Gemini修正.png
※画像は生成AIで生成したものです

1.はじめに

Claude Codeは、Anthropicが提供するターミナルベースのAIコーディングエージェントです。VS Code拡張もあり、エディタ上からシームレスにAIの支援を受けられます。

ただ、いざ使おうとすると立ちはだかるのが 料金の壁 です。Claude Proプランは月額20USD。「本当に自分のワークフローに合うのか分からないのに、いきなりサブスクはちょっと……」と感じる方も多いのではないでしょうか。

私もまさにそのひとりでした。そこで目を付けたのが OpenRouter です。

2.OpenRouterとは

OpenRouterは、複数のLLMプロバイダーのAPIを統一的なインターフェースで利用できるAPIゲートウェイサービスです。Anthropicのモデルも提供されており、従量課金で少額から試すことができます。

つまり、サブスクに踏み切る前の「味見」ができる というわけです。

3.セットアップ — 環境変数を5つ設定するだけ

設定は非常にシンプルです。以下の環境変数を設定してから、Claude CodeまたはClaude Code for VS Codeを起動するだけで動作します。

export ANTHROPIC_AUTH_TOKEN="sk-or-v1-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
export ANTHROPIC_BASE_URL="https://openrouter.ai/api"
export ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL="anthropic/claude-haiku-4.3"
export ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL="anthropic/claude-opus-4.5"
export ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL="anthropic/claude-sonnet-4.5"

ANTHROPIC_AUTH_TOKEN にはOpenRouterで発行したAPIキーを設定してください。OpenRouterのダッシュボードからすぐに取得できます。

これだけで、Claude Codeの裏側がOpenRouter経由に切り替わります。UI上の操作感はまったく変わりません。

4.実際に使ってみて分かったこと

OpenRouterとClaude Sonnetの問題_Gemini修正.png
※画像は生成AIで生成したものです

4.1. 従量課金の恐怖

OpenRouterは従量課金なので「使った分だけ」という安心感がある——と思っていました。

しかし、Claude Codeは内部で大量のシステムプロンプトをコンテキストに載せるため、トークン消費量が想像以上に多い のです。

私の場合、8時間ほど集中して使ったところ、約80USD(日本円で約13,000円) の請求が発生しました。月額20USDのProプランの4倍です。たった1日で。

4.1. Sonnetの品質問題

もうひとつ気になったのが、モデルの挙動です。

Claude CodeのデフォルトモデルはSonnetですが、OpenRouter経由で使ったClaude Sonnet 4.5は、Opusと比べて明らかにミスが多く、同じ間違いを繰り返す場面が目立ちました。コードの修正指示を出しても意図を汲み取れなかったり、既に直したはずの箇所を再び壊してしまったりと、作業効率がかなり落ちます。

Opusに切り替えれば品質は上がりますが、当然その分トークン単価も上がるため、従量課金の出費はさらに膨らみます。

5.結論

OpenRouterでの「お試し」を通じて得られた知見は次のとおりです。

  • Claude Codeはコンテキストが大きいため、従量課金だと割高になりやすい
  • Sonnetだけで作業を回すのは品質面で厳しい場面がある
  • 日常的に使うなら、定額プランのほうが圧倒的にコスパが良い

結局、「お試し」のつもりが「Pro加入の決め手」になりました。OpenRouterで1日使った体験が、月額20USDに踏み切る最後の背中押しになったのです。

6.まとめ

観点 OpenRouter従量課金 Claude Pro(月額20USD)
初期コスト なし(使った分だけ) 月額20USD
8時間利用時のコスト 約80USD 月額内に収まる
モデル選択の自由度 高い Anthropicの提供範囲
手軽さ 環境変数のみで導入可 アカウント登録+課金

「Claude Codeが気になるけど、いきなり課金は怖い」という方は、まずOpenRouterで数時間試してみるのも一つの手です。ただし、使いすぎにはくれぐれもご注意を。私のように、お試しのつもりが本番より高くつくこともあります。

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