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windowsアプリケーションをexeファイルとしてビルドする方法(VB.NET)

Last updated at Posted at 2023-04-07

流れ

① 前提として、アプリケーションの開発やテストが終えていること

前提条件として、exeファイルとして、ビルドできる状態(エラーなどが発生していない状態)にあることが条件になります。本記事の説明では、こちらの記事で作成したものを利用しています。
無題.png

② DebugからReleaseへ設定を変更する。

開発段階では、Debugが選択されていると思います。これをDebugからReleaseへ変更します。
無題2.png

  • Debug
    こちらは、開発時に使用するモードで、visual studio上で変数やオブジェクトの値を表示することができるため、デバッガー(開発者)がステップ実行などで、デバッグ情報の確認に使用します。そのため、Debugでビルドされたアプリケーションは、実行速度が遅く、メモリ使用量が多くなるため、通常、exeファイルとして出力する場合は、Releaseを使用します。
  • Release
    こちらは、完成品として納品する際などに利用します。デバッグ情報を持たないため、実行速度が速く、メモリ使用量も少なくなります。本番リリース時や納品時には、Releaseに設定しておく必要があります。 またReleaseでビルドしたexeファイルを用いて、テストすることが理想だと思います。

私は新入社員の時、DebugとReleaseの違いを知らないで、仕事をしていたので、気を付けましょう。

③ ビルドを行い、exeファイルを出力する。

「ビルド」タブから「ソリューションのリビルド」または「(プロジェクト名)のリビルド」を選択し、exeファイルをビルドします。
無題3.png

少し時間を置くと、リビルドが完了します。リビルドが完了した後の情報は出力画面に表示されています。exeファイルの出力先を確認して、アクセスします。
無題4.png
特に問題がなければ、releaseをdebugへ戻しておきましょう。

④ 試しに実行してみる

エクスプローラーを開き、ビルドをされたexeファイルの場所まで、アクセスしましょう。その後、exeファイルを実行すれば、アプリケーションが起動し、使用できることが確認できる。
無題5.png
無題6.png
無題7.png
無題8.png

注意事項

  • この記事では、visual studio 2022を使用しているので、試してみたい方は事前に準備が必要です。
  • 関連する記事の一覧はこちら
    ※参照先のリンクが切れている場合は、トップページから確認してください。

この記事は誰向けの記事か?

  • アプリケーションのexeファイルの手に入れ方が分からない人
  • ビルドの仕方がわからない人
  • debugとreleaseの違いを知りたい人

環境

本記事における注意事項

  • 本記事は、備忘録としてまとめたものになります。
  • 他の方の参考になる可能性も踏まえて、一般公開も行なっております。
  • また記載内容はすべて、正しい内容が記載されているとは限りません。
  • 誤った内容を見つけた場合は、ご指摘をお願いいたします。
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