パリティチェック
送信するビット列に対して、パリティビットと呼ばれる検査用のビットを付加することでデータの誤りを検出すること
奇数パリティの時はビットの中にある『1』の数が奇数になっているかを判断する
逆に、偶数パリティの時はビットの中にある『1』の数が偶数になっているかを判断する
奇数か偶数化を判断するだけなので、どのビットが誤りかなどは判断できない
水平垂直パリティチェック
データを2列2行以上で並べた時の水平方向のパリティチェックを水平パリティ、垂直方向のパリティチェックを垂直方向パリティという
この二つを合わせて、水平垂直パリティという
このパリティチェックなら1ビットの誤りなら位置を特定できる
CRC(巡回冗長検査)(Cycle Redundancy Check)
ビット列を特定の式で割り、その余りをチェック用のデータとして付加する方法
送信側は、計算で得た余りを、元のビット列に合わせて送信データとする
受信側は、受け取ったデータに問題が無ければ商の部分が割り切れる数字になっているか判断する
このようにして、商の部分に余りが出るか出ないかで誤りの判断をする
TCP/IP(デファクトスタンダード)
デファクトスタンダードとは、大勢がその規格を使うようになったので、それを標準にしましょう、という事実上の標準のこと
イントラネット
企業や組織内などの限られた範囲で利用できるネットワーク環境のこと
いわゆる内部ネットワーク
インターネット
世界中のコンピュータや情報機器を接続して、情報をやり取りできるようにしたネットワークのこと
IP(Internet Protocol)
ネットワーク層(3層)に位置している
経路制御を行い、ネットワークからネットワークへとパケットを運んで相手に送り届けるもの
割り振った、IPアドレスという番号を割り当てて管理している
コネクションレス型の通信プロトコル
IPアドレス
個別に識別しているので、一意の番号が割り振られている
IPアドレスはネットワークごとに分かれるネットワークアドレス部と、そのネットワーク内でコンピュータを識別するためのホストアドレス部に分かれている
例)192.168.1.3(10進数)
192.168.1・・・ネットワークアドレス部
3・・・ホストアドレス部
グローバルIPアドレス
インターネットの世界で使用するIPアドレスのこと
世界中で一意であることが保証されていないといけないので、地域ごとのNIC(Network Information Center)で民間の非営利機関によって管理されている
プライベートIPアドレス
企業内などLANの中で使えるIPアドレス
LANないで重複が無ければ、システム管理者が自由に割り当てて使える
TCP(Transmission Control Protocol)
ネットワーク層(4層)に位置している
通信相手とのコネクションを確立してから、データを送受信するコネクション型の通信プロトコル
パケットの順序や送信エラー時の再送などを制御して、送受信するデータの信頼性を保証する
UDP(User Datagram Protocol)
ネットワーク層(4層)に位置している
事前に送信相手と接続確認を取ったりせず、一方的にパケットを送り付けるコネクションレス型の通信プロトコル
パケットの再送制御などは一切行わないため、信頼性に欠けるが高速
ブロードキャスト
同一ネットワーク内のすべてのホストに対して、一斉に同じデータを送信することをいう
ホストアドレス部がすべて『1』となるIPアドレスを指定する
ユニキャスト
ブロードキャストとは対照に、特定の一台にのみ送信すること
マルチキャスト
決められた範囲内の複数ホストに送信する場合のこと