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AWS技術簿 その2 - EBS -

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EBSとは

AWSで提供されているサービスの一つ、正式名称はElastic Block Store
EC2と共に使用するために設計されている。
簡単に言ったらオンプレミスで言う所のHDDやSSDのようなもの。

どのような利点があるか

・簡単に容量の拡張/縮小や、ストレージタイプをデータを保持したまま変更することが可能。
・AZ内で自動的に複製がされているため、もしもの際にすぐ復元できるという信頼性が高い。
・手動で定期的なバックアップを取ることも可能(S3を利用してスナップショットと呼ばれるバックアップを作成する)

どのような種類があるのか

EBSボリュームを作成する際に、ボリュームタイプと容量を指定することができる。
ボリュームタイプは以下4種類から選択を行うことが可能なため、必要に応じて使い分ける。

SSDタイプ

プロビジョンドIOPS SSD
4種類の中で一番最高速度とパフォーマンスを発揮するEBSストレージ。
1秒間の読み込み・書き込みををどれほど行えるかを示すIOPSが最大64000もあるため、
低レイテンシーを必要とする場面や読み書きを多用する場面に最適。
但し、使用料金も4種類の中で一番高い。
容量は4GB 〜 16TBまで選択が可能

汎用SSD
無料枠で使用できるEBSストレージのため、名前はよく聞くと思う。
先程のプロビジョンドIOPSよりは低速ではあるがSSDタイプのストレージなので、IOPSはかなり高く、最大16000を叩き出している。
価格も抑えつつ程々の性能で使いたい時にはオススメのストレージではある。
また、無料枠という強みもあるため、値段はかけたくないが少しだけ触りたいという場面、例えば開発やテスト環境を構築したい時にも便利。
容量は4GB 〜 16TBまで選択が可能

HDDタイプ

スループット最適化 HDD
ビックデータやログの処理など、大きな容量を読み書きする状況に特化したHDD
また、データ等の処理も非常に高く設定されており、スループットパフォーマンスを利用時間の99%で発揮するように設計されている。
なお、HDDタイプのため起動ボリュームとしては使用できない。
容量は500GB 〜 16TBまで選択が可能

Cold HDD
IOPSなどが一番低速ではあるが、その代わりに値段も抑えられるHDD
アクセス頻度が低いデータを格納する際に便利。
なお、HDDタイプのため起動ボリュームとしては使用できない。
容量は500GB 〜 16TBまで選択が可能

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