vscodeでFTP経由でファイルをアップする方法ってどうやってる？

たとえばこんな。
- 現在開いているファイルを全部サーバーにアップロードしたい
- 前回のgit push以降のファイルを全部サーバーにアップロードしたい
- サーバーに上がっているファイルとローカルのファイルの差分をチェックしたい

CIツールを使えば解決するんちゃうん？っていうこともありますが、自動でdeployっていうのもよくわからない。
って人向けのおすすめ機能を紹介します。

プラグインの追加方法

接続先サーバーの設定方法

⌘ + pを押します
「>sftp config」と入力します
.sftp/config.jsonが生成されます
接続するサーバーの設定を記述します

{
    "name": "myproject", //任意の名前でOK
    "host": "localhost", //接続するサーバーのhost
    "protocol": "sftp", //ftp or sftp
    "port": 22, //サーバーのport
    "username": "username", //sftp接続時のusername
    "password": "password", //sftp接続時のpassword(config作成時には表示されていないので注意)
    "remotePath": "/", //サーバーのrootパス
    "uploadOnSave": false //ファイルを保存時に自動でサーバーにアップロードするか
}

ファイル操作機能の使い方

⌘ + pを押します
「>sftp」と入力します
使いたい機能を見つけます

アップロード関連

Upload Active File

現在開いているファイルを、サーバーにアップロードします。

Upload Active Folder

現在開いているフォルダの中身をサーバーにアップロードします。
test/index.htmlをvscodeで開いている場合は、testのフォルダにある中身をすべてアップロードします。

Upload Changed Files

修正を加えたファイルをサーバーにアップロードします。
たとえば、前回git push以降の修正をすべてアップロードする場合は一括でファイルをアップロードできます。
一番便利。
※git管理されてることが前提

ダウンロード関連

Download Active File

現在開いているファイルを、サーバーからにダウンロードします。

Download Active Folder

現在開いているフォルダの中身をサーバーからダウンロードします。
test/index.htmlをvscodeで開いている場合は、testのフォルダにある中身をすべてダウンロードします。

ファイルチェック関連

Diff Active File with Remote

現在開いているファイルとサーバーにあるファイルでDiff、差分をチェックします。
本当にこのファイル上がってんの？ってときに使ったりします。

Open SSH in Terminal

例えば、SFTPは使えないけど、SSH経由だと接続できる。っていう場合に。

その他

Sync Both Directions

サーバーとローカルのフォルダ・ファイルを同期します。
使ったことない。

Sync Local -> Remote

ローカルのファイルをサーバーに同期します。
サーバーにしかないファイルを削除するわけではないので、「Upload Active Folder」と違いはない。

Sync Remote -> Local

サーバーにあるファイルをローカルに同期します。
ローカルにしかないファイルを削除するわけではないので、「Download Active Folder」と違いはない。

vscodeのsftp機能をより理解する